理数科の活動ブログ【更新中!】

【理数科】令和4年度理数科ガイダンス

向山高校の理数科では,1年生次に全6回の大きな理数科行事を体験します。

その後,2年生では各分野に分かれての「課題研究」に取組み,成果を発表する機会を持ちます。

こうした理数科としての活動への理解を深める機会として,毎年,4月に1年生を対象に「理数科ガイダンス」を実施しています。

今年度は本日,4月27日4校時にガイダンスが行われました。

会場は,本校の合同講義室(通称:合講)

今年入学した理数科1年生が少し緊張した面持ちで座っています。

写真は,学校長の挨拶の様子です。

理数科 今井主任より,理数科の目標と理数科1学年行事についての説明がありました。

 

その後,2年生の理数科の生徒が,前年度の課外活動紹介を行いました!

 月山生物巡検の紹介です。今年度も8月に予定しています。

10月に行われる地学巡検の紹介です。

地学・物理天文学習(1月)の紹介が続きます。

 数学講演会(11月)についての報告の様子です。

資料を見ながら熱心に耳を傾ける1年生。

今年度は,さらに化学研究所訪問(9月),川渡のフィールドセンターでの生物巡検(6月)も予定しています。

(昨年度はコロナウィルス感染予防の観点により中止となりました。)

 

続いて,理数科3年生の登場!

昨年度の「課題研究」の発表です。

生物班による「日照時間がオオクロアリに及ぼす影響」

 

 

物理班による「トライボロジーの世界へようこそ~紙の摩擦から見た社会」

 

いよいよ理数科としての活動が始まります!(後ろから1年生理数科の担任の先生が見守っていますね。)

【理数科】課題研究発表会!

2月3日(木)理数科2年生の課題研究発表会が行われました。

1年生の終わりにグループ分けをし,2年生の春から10ヶ月かけて取り組んできた研究を発表する場です。

発表会後の集合写真。マスク越しでも達成感いっぱい!の良い笑顔が伝わります。

それでは、令和3年度 理数科課題研究発表会をレポートしましょう。

スタートは朝。発表グループ毎に発表資料を提出します。

各自資料を取り、会場となる本校・合同講義室に入ります。

いよいよ発表会の開始です。

学校長、宮城教育大学理科教育講座 内山哲治教授、出口竜作教授が最前列に。

発表会には理数科の1年生と2年生が参加しています。

発表の様子です。

各班の発表の後には活発な質疑応答が!

5分野9班の発表のテーマをご紹介します。

◆化学分野

「pHによる金属の変化」「様々な油によってできる石鹸の洗浄力の比較」「お茶の抗菌作用について」

◆物理分野

「紙の摩擦力に関する研究」

◆地学分野

「クレーター形成における垂直衝突と斜め衝突の比較」

◆生物分野

「イシクラゲの周辺環境による状態の変化」「メダカの品種間による体色変化のしやすさの比較」「日照時間の変化がオオクロアリに及ぼす影響」

◆数学分野

「席替え~愛し合う2人が一緒になる確率~」

全9班が それぞれ10分間の発表、4分間の質疑応答に取り組みました。

次々とあがる質問の手。

 

司会、タイムキーパー等は1年生が担当しました!

今回の発表会を経て、代表に決まった班が3月に行われる県課題研究発表会で発表する予定です。

1年間、毎日実験したり、時間をかけてデータの整理をしたり、校舎が閉まるギリギリの時間まで残って研究のまとめをしたり、と熱心に取り組む理数科の皆さんの姿が校内各所で見られました。

出席いただいた宮城教育大学の先生方からもお褒めの言葉をいただき、実りある発表会となりました。

 

 

 

【理数科】課題研究 ポスター発表会

理数科2年生は、4月から継続して課題研究に取り組んでいます。

10月に中間発表を終え、2月の最終発表に向けて現在、まとめに入っています。

今回は、初の取組「ポスター発表会」に挑戦しました!

会場は体育館。研究成果を示したポスターを前に、発表をしました。

聴衆は理数科の1年生たち。少し緊張した面持ちで2年生の発表に聴き入っていました。

これまで理数科の生徒はスライドを用いた発表を行ってきましたが,聴衆をより身近に感じるポスター発表会に新鮮さを感じた様子でした。

聴衆が身近にいるため,質疑応答も気軽にできる雰囲気でした。

 

聞き手は「良かった!」と思った発表に付箋を貼ることで一票を投じました。

(一人2票入れました。)

 

 写真は「良かった!」という票が入ったポスター。

様々な色、形の付箋で彩られています。

充実した発表会となりました。

今回の発表会を生かし、いよいよ2月の最終発表へ向け、さらに研究をまとめていきます。

【理数科】課題研究中間発表会!

理数科課題研究の中間発表会が行われました。

物理分野1班、化学分野3班、生物分野3班、地学分野1班、数学分野1班が

4月から積み重ねてきた研究成果を発表しました。

理数科 今井主任の開会挨拶。

皆、緊張した面持ちで注意事項に聴き入っていますね。

いよいよ発表です。

 

 

各班の発表に対してたくさんの質問があり、活発な意見交換が繰り広げられました!

 

アリの研究をした班の「ご清聴ありがとうございました」スライド。

最後のスライドまで手を抜かずに、工夫が垣間見えます。

 

終了後、校長先生より講評とアドバイスをいただきました。

続いて、宮城教育大学教授 内山先生より講評をいただきました。

内山先生には毎年、課題研究に際してレポート作成、研究の方法等多くのアドバイスをいただいております。

 

今回発表をした理数科の皆さんは朝早くから学校が閉まるまで、

実験を重ねたり、発表の準備や練習をしたり、という姿が校内の様々な場所で見られました。

 

いよいよ2月が発表会。

本日の中間発表を経て、これからも研究が続きます。

 

 

測量体験が行われました!

2年理数科で恒例の測量体験が行われました!

2名の卒業生を含む約20名の土地家屋測量士の方々に来ていただきました。

場所は本校第二グラウンドです。(普段は男子ソフト部の活動場所です。)

仕事の内容や実際の測量を体験しました。

まずは測量士さんの教えに従い、専門の機器で測量を開始。

 

 

こちらが専門の測量機器です。

自分たちで測ってみます。まさに測量体験。

測量士、作図したものは「ム」!そうです。向山高校のシンボル(校章)の「ム」が完成しました。

 

完成した「ム」の面積を計測中です。

 

完成した「ム」の中心でポーズを決める理数科の担任(卒業生です!)

楽しんでいらっしゃいますね。

プロの方が測量し、完成した「ム」と、自分たちで計測した面積が一致したかどうか・・・。

かなり近い数値だった班もありましたよ。

 

 

【理数科】研究所訪問代替講義が行われました!

東北大学金属材料研究所を訪問する「研究所訪問」が、今年度は中止に(残念)。

その代わりとして、東北大学工学部 笠田先生をお招きし、講義を頂きました。

 

内容は、博士とは?日本や世界のエネルギー問題、笠田先生専門の核融合炉、世界の金属材料研究所の紹介など。またiPadを使いながら先生とのやりとりを行うなど興味深いものでした。

 

 

専門的な内容も多い講義でしたが、意欲的な質問も多く、有意義な時間となりました。
笠田先生と金属材料研究所の皆さんありがとうございました!

 

 

【理数科】生物巡検、月山へ!

理数科1年生の生物巡検で山形県の月山へ行ってきました。

本校理数科では、野外に出て実習を行う森林フィールドワークとして毎年巡検を実施しています。

昨年度はコロナウィルス感染拡大予防の観点から実施できず、2年振りの実施となりました。

月山での巡検は4年ぶりです。

 

当日は仙台駅に集合し、貸し切りバスで月山に向かいました。

 

 

現地到着。暑いなか、早くもトンボが飛んでいました。

班ごとに整列し、ガイドウォークによる自然観察・実習に出発!

山形県西川町 山形県立自然博物園にお世話になりました。

職員の方からお話をいただきます。

 

 

 いざ、出発!「よろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩用のハンモックもありました!(使っている人はみかけませんでしたが・・・)

 月山からの湧き水が流れる水路。

 

 水路に生息するオタマジャクシ(アカガエル)などの水生生物の生態を観察します。

 この日の外気温は30度。湧き水の水温は8度でした!

 

一度戻り、再び別ルートへ調査に行くグループも。

 

天然のマスクチャーム!

 

 

自然観察のあと、講義を受け、観察と実習のまとめを行いました。

 

 

実習のまとめを終えて、夕方仙台に戻りました。

充実した巡検でした!

巡検の結果は、他の活動とともに「課外活動報告書」にまとめる予定です。

【理数科】課題研究、頑張ってます!

理数科2年生が物理・化学・生物・地学・数学の各分野に分かれ、自分たちで決めたテーマについて課題研究を行っています。その取り組みのようすを紹介します。

化学班 実験方法も自分たちで考えます。セッケンと鉄サビについて研究を進める班のようすです。

 

生物班 メダカを材料に、研究を進めます。別の班は、顕微鏡でシアノバクテリアを観察しています。

物理・地学・数学班の取り組みの報告はまた次回。課題研究、頑張ってください!

理数科 天文学学習

理数科1年生41名は、平成29年1月12日(木)仙台市天文台まで天文学習会に出掛けました。
仙台市天文台の展示物に掲載されているデータを使って、高校で学習している物理の教科書に出てくる「万有引力の法則」や「ケプラーの法則」が正しいかどうか、実際に計算して確かめる学習を行いました。
重力加速度g=9.8m/s2の値が導き出されることや、計算した惑星の公転速度と展示物に掲載されている値が一致すること等を、確かめることができました。
 向山高校専用のプラネタリウムプログラムを使って学習したり、「ひとみ望遠鏡」を見学したりしました。

 

展示物のデータを集めているようす。

 

集めたデータを使って計算している様子。

 

「ひとみ望遠鏡」を見学しているようす。

 

集めたデータを使って計算している様子。

理数科 野外巡検(地学分野)

理数科1年生41名は、平成28年11月12日(土)仙台市泉区西田中にある、「焼河原」に巡検に出掛けました。
東北大学名誉教授「永廣昌之」先生のご指導の下、「高温型石英」採集や「タカハシホタテ」等の化石採集、「クロスラミナ」「フレーム構造」等の堆積のようす、地層の傾斜と、沢の奥地にある2箇所目の竜ノ口層の貝化石層が見られる理由を学習しました。寺岡市民センターでは、永廣先生より、地質や古生物学の講義を受けました。

 

永廣先生より高温型石英採集の説明を受ける。

 

竜ノ口層より、タカハシホタテ採集のようす。

 

永廣先生の講義を受けているようす。

 

フレーム構造の観察できるところ。