2023年12月の記事一覧
ポスター発表会!【理数科のブログ】
理数科恒例の「課題研究ポスター発表会」が行われました!
中間発表会(10月)をもとにポスターを作成し、研究内容をわかりやすく伝えるチャレンジです。
場所は本校体育館。1年、2年、3年生と全学年の理数科が大集合!
全10班分、10枚のポスターが体育館の壁面に貼ってあります。興味のある発表班を選び、発表を聞く方式です。
前半、後半に分けて20分ずつ、交代して発表しました。
「どの班の発表を聴きに行こうかな」体育館内を移動するのは、1年生と3年生。
発表を行う2年生も、自分たちの発表がない時は、他の班の発表を聴きに行きます。
大教室や大ホール(向陵オープンセミナー)での発表とは違い、目の前に集まった、本当に近くにいる聴衆への発表!
会場には、理数科の先生方をはじめ、校長先生、教頭先生、様々な教科の先生が参加されていました。
発表を聴く側も真剣です!
1年生は、来年の課題研究を見据えて。3年生は自分たちの課題研究を振り返りながら。
発表者が聴く側とコミュニケーションを取りやすいのもポスター発表の魅力です!
その場で出た疑問、質問に答えながら、まさに対話しながら発表する場面が会場全体で見られました。
質疑応答、というよりは対話で発表内容が深まっていきます。
参加者の声より。
1年生「よくこういうテーマを思いつくなぁと感心して見ていました。」「その場で出てくる質問にも答えなければいけないので、しっかりした準備が必要だなと思った。」来年の課題研究のイメージがつかめた、という声も聞こえました。
3年生「昨年の自分たちよりもベースがしっかりしていると思った。基本となる実験をしっかりした上で取り組んでいるのが素晴らしいと思う。」「今年は発表を聴くだけの側。こうして見ているだけの方が余裕があって、発表会を楽しめますね。」
2年生「3年生の先輩方から具体的なアドバイスを聞けて参考になった!」「3年生のアドバイスをいただき、さらに実験をしたくなった!」
3月の発表会に向けてさらに前進する機会となりました。
向山高校の理数科は各学年1クラス。今回のように理数科同士の学年を超えた交流の場が、学びを深めています。
大学教授による数学の授業【理数科のブログ】
理数科1年生を対象に大学教授による出前授業が行われました。
東北工業大学 工学部・電気電子工学科 小林正樹 教授による
「光を利用した生物学や医学の研究~生物の体内時計を見る~ ~微弱な光で肌の健康を探る~」を受講しました。
高校の数学の学習が、将来の研究にどのように生かされるのか...生徒たちは興味津々です!
終了後には、質問も出ました!
受講した理数科1年生の感想は、「専門的内容で、難しかったが、大変面白かった。」でした。
理数科1年生では「理数探究」が始まったばかりです。
研究の奥深さを実感し、自分たちの探究を進める第一歩となりました。