News
修学旅行レポート②
修学旅行3日目(最終日)レポートです。
午前中、3組は群馬サファリパーク、他のクラスは日光江戸村に行きました。
日光江戸村では、江戸の町が再現された空間で、芝居やせんべい焼き体験などを楽しみました。
現代の街並みとはかけ離れた光景は、新鮮だったようです。
午後は日光東照宮で各クラスに分かれてガイドさんに案内され、五重塔や陽明門、三猿や眠り猫の彫刻、鳴き竜などについての説明に熱心に耳を傾けていました。
特に鳴き竜では、竜の鳴き声を模した「穴のない鈴」が「穴がないので落ちない」ために合格祈願のお守りになるということで、買った人が多かったようです!
さて、群馬サファリパークに行った3組からのレポートです。
群馬サファリパークはバスに乗って園内を回り、動物たちを目の前で見ることができました。
クラス中大興奮!
「特にライオンやホワイトタイガーはものすごい存在感で圧倒させられました!」
と、3組・早坂翼担任は大興奮でした!
(担任が最も興奮していた、との情報も寄せられております。)
以上、修学旅行最終日レポートでした。
ビブリオバトル宮城県大会に出場しました!
12月5日(日)2021年全国高等学校ビブリオバトル宮城県大会が開催され、
佐々木透也さん(理数科・1年5組)が出場しました。
佐々木透也さんは先日開催された向陵オープンセミナー「ビブリオバトル学年チャンプ決定戦」にて
見事チャンプ本を獲得し、本校代表として出場しました。
会場は東北大学附属図書館。
県内各校から15名が参加しました。
佐々木さんが紹介した本は『吸血鬼ドラキュラ』
身振り手振りを交えながら朗々とした声で本の魅力を語る、まさに圧巻のパフォーマンスで会場を引きつけました。
写真には聴衆の姿が見られますが、実は今回はオンライン開催。
事前に登録した聴衆(オーディエンス)に向けて本の紹介をし、オンライン上の投票でチャンプ本が決定します。
佐々木さんは惜しくも決勝進出を逃しましたが、他のバトラーに積極的に質問を投げかけることで大会を大いに盛り上げました。
途中、読書をテーマとする大学生による座談会も開催されました。東北大学附属図書館ならではの興味深い座談会でした。
「読書は大学に入って力になる。物理を伝えるのは他ならぬ『ことば』。『文章をしっかり読み、意味を理解すること』はあらゆる学問に通ずる。」
理学部で物理を専攻する学生さんの言葉は参加者に響いたのではないでしょうか。
大学生の座談会においても佐々木さんは質問をしたり、意見を述べたりと積極的に参加していました。
(会場前で記念撮影:撮影時のみマスクを外しています)
★佐々木透也さんのコメント「大会参加を通して感じたこと」
今回紹介した『吸血鬼ドラキュラ』は読んでみれば当然面白い、100年読み継がれ、文化に浸透するレベルの本です。しかし、その本の内容を抽出し、伝わるように話すことの難しさを実感しました。自分が伝えたいことを話しても、意図したレベルで相手に受け取ってもらうのは難しいものですね。伝えたい部分、良いシーン・・・ある程度抑制して話さなければならない・・・と思いました。座談会で大学生の方が「ビブリオバトルは本をより客観的に見ないといけない、という意味で大変難しい。」と話していたことに共感します。しかしながら、人とアクションを起こすこと、今回でいうと「聞いてもらう行動」に出ることは大切だと思います。このような機会(ビブリオバトル以外でも)にまた挑戦してみたいと思います。
【向山高校・2021総合的な探究の時間における「ビブリオバトル」の記事】
修学旅行レポート
現在、2年生は2泊3日で修学旅行中です。
現地からのレポートをお送りします。
【1日目】
午前中に大谷資料館、午後に富岡製糸場を訪れました。
大谷資料館は大谷石採掘の歴史が分かる資料館で、手掘りから機械掘りに変わったことで効率化されていった採掘の歴史が分かります。
特に地下の採掘場跡は広大な空間になっており、多くの映画・ドラマやPVなどで使用された場所で、とても見応えがありました!
午後に訪れた富岡製糸場は世界文化遺産に登録されており、明治日本の近代化の一端を担った生糸の生産の様子が実感できる場所でした。
各クラス20人ごとに分かれてガイドから説明を受け、明治期に生糸の輸出が必要だった理由から、その生産方法、指導にあたった外国人や仕事に従事していた女工たちの様子など、詳しい説明を受けました。
以上、作間2学年主任からの現地レポートでした!
二日目の本日は、皆が楽しみにしている富士急ハイランド。
残念ながら現時点では雨模様で富士山の姿は見えないそうです・・・。
それでも乗り物やアトラクションで楽しんでいるそうです!
晴れて富士山が見えるといいですね。
放送部,東北大会へ!
第40回宮城県高等学校放送コンテスト新人大会決勝が行われ,
2作品の東北大会出場が決定しました!
優秀賞の賞状と盾とともに。部長の太田一颯さん(2年)
テレビキャンペーン部門
・「いいんじゃない」 優秀賞
・「心の灯」 優良賞
・「夢灯す」 優良賞
出品した3作品全てが上位に入賞しました!
上位6位までに東北大会への出場権があり,今回は3作品が対象となりました。
しかし・・・東北大会に出場できる作品数は一部門あたり一校2作品までという規定があり・・・,
今回は上位の2作品が東北大会に進むことになります!
向陵オープンセミナー、開催!
11月2日(火)向陵オープンセミナー2021が仙台市太白区文化センター・楽楽楽ホールで開催されました。
総合的な探究の時間「向陵plearning」での活動報告、理数科の中間発表、ビブリオバトル学年チャンプ決定戦、の3部構成からなる、いわば向山高校の学習発表会の場です。
第1部:2年生アカデミック・インターンシップ報告会
夏休みから秋にかけて、グループ単位で大学の研究室を訪問し、研究活動に参加する取組が「アカデミック・インターンシップ」です。「学問と出会い」「学問を知る」アカデミック・インターンシップは11年目の実施となります。
校内での発表会を経て、選ばれた学年代表4グループが会場で発表しました。
東北工業大学工学部応用化学科に訪問したグループ
東北学院大学法学部に訪問したグループ
東北大学工学部電気情報物理工学科に訪問したグループ
岩手大学理工学部システム創成工学科に訪問したグループ
それぞれのグループの発表の後には、質問の手が次々と挙がります。
内容に関する質問、結論やまとめ方についての質問、多くの質問が出て、司会者が誰に指名するか迷うほどでした。
答える方も真剣です。一つ一つ受け止め、丁寧に答えていきます。
セクシャリティの問題、AI社会の到来と人間との関係性・・・現代の高校生の生をとりまく大切な学びを発表した班が多く,質疑応答も白熱しました。
会場全景。全校がひとつの会館でまとまりを実感できるのは、各学年5クラスの向山高校ならでは!
第2部:理数科中間発表
理数科の活動の核となる「課題研究」は2学年で行われます。4月から1年間をかけて、4~5人の班に分かれ、自分たちの興味のあるテーマについて研究をします。論文等の調査、実験や検証、研究内容の発表を通して、科学者として必要な力を身につけていきます。代表となった化学班、生物班、物理班の3班が発表を行いました。
理数科の中間発表を行うのは2年生です。
ひとつの班の発表が終わると、これまた質問の手が次々と挙がります。
理数科の発表に対しての質問者の多くは3年生。特に理数科の3年生がアドバイスを込めて、研究の方法論、
結果の示し方について質問する姿勢が印象的です。
理数科の課題研究の最終発表は2月。アドバイスを受け、最終発表に向けてさらに磨きをかけていきます。
第3部:2021ビブリオバトル学年チャンプ決定戦
総合的な探究の時間「向陵plearning」でビブリオバトルに取り組んで今年で4年目となります。夏休み明けの「向陵plearning」において、小グループでビブリオバトルを行い、グループチャンプ,その後クラスチャンプを決定しました。向陵オープンセミナーでは各クラスのクラスチャンプがバトラーとなり,全校生徒及び、教職員・保護者の方々の参加のもと「2021学年チャンプ本」を決定します!
司会やアシスタントを務めたのは昨年度のビブリオバトルのクラスチャンプたち(現2年生)です。
各クラスのチャンプが持ち時間5分間で工夫を凝らしたプレゼンをします。
会場に質問を投げかけながら、会場と一体になって本の世界を共有する場面も!
本の一部を朗読する場面も!
さすが、選ばれしクラスチャンプたち!会場を本の世界にぐいぐいと引き込みます。
本の紹介はひとり5分。その後に「ディスカッションタイム」と称し、3分間の質問タイムがあります。
質問タイムには次々と手があがり、それぞれの本の世界を共有したり、深めたり・・・。
ビブリオバトルの質問者は学年を問わず、1年生から3年生まで。
特に、自分でもビブリオバトルに取り組んだばかりの1年生の皆さんの質問の熱心さに会場は大いに沸きました。
質疑応答に思わず盛り上がる3年生たちの姿。
大いに盛り上がったビブリオバトル。今年は各自の端末からの投票となりました。
結果、チャンプ本獲得 1年5組の佐々木透也さん、準チャンプ 1年1組大風海翔さんに決定しました!
佐々木透也さんは、12月に行われる県大会に出場予定です。
★「向陵オープンセミナー」参加生徒の感想レポートより
・今回はどの発表でも意見交換が活発に行われていた。特にビブリオバトルは会場の空気が盛り上がっていた。今回はより身近に感じる発表が多く、自分たちがこれから創っていく社会がどのようであるか、また自分たちにできることは何か、ということを深く考えさせられた。(3年 上野裕紀さん)
・2年ぶりに校外でのオープンセミナーだったが、今までよりレベルの上がった発表ばかりですごいと思った。3年生の自分はずっと聞く側だったが、聞いていて飽きないものだった。今後も研究を続け、更に密度の高い学習にしていってほしいと思う。(3年 鳴海日南さん)