学校からのお知らせブログ

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県アンサンブルコンテスト 県大会出場!

第57回宮城県アンサンブルコンテスト予選 仙台太白地区大会が開催されました。

 

金管八重奏、クラリネット三重奏の県大会出場が決定しました!

 

〇金管八重奏・・・金賞・地区代表
〇クラリネット三重奏・・・金賞・地区代表
〇サクソフォン六重奏・・・金賞
〇フルート三重奏・・・金賞

 県大会は,新年1月14日(日)仙台市民会館にて開催予定です。

 

全国高等学校ビブリオバトル宮城県大会第3位!

先日行われた「全国高等学校ビブリオバトル宮城大会」において、

本校代表として参加した 千蒲歩優さん(1年)が『「世界征服」は可能か?』(ちくまプリマー新書、岡田斗司夫著)を紹介し、第3位で表彰されました!

 

千蒲さんは、11月初旬に開催された向陵オープンセミナーでの「ビブリオバトル学年チャンプ決定戦」で見事学年チャンプ本を獲得し、学校代表として県大会に臨みました。

県内各校の代表によって行われた予選を勝ち抜き、決勝進出。

会場にいたオーディエンスの投票により、3位となりました!

県大会は今年で3回目。向山高校としては初めての決勝進出、入賞です。

県大会会場には、1年生クラスチャンプ、佐藤希一さん、菅井翔太さん、大學有彩さんがオーディエンスとして参加していました。ディスカッションタイムで質問し、大会を盛り上げるなど積極的な参加が光っていました。

「どの本も読みたくなりました!」とは3人とも共通の感想。バトラーが紹介する本の魅力を堪能した様子でした。

千蒲さんを含めた1年生チャンプたちは、来年の総合的な探究の時間「向陵Plearning」において、ビブリオバトルアドバイザー,バトンを繋ぐリーダーとしての活躍が待っています。

 

 

 

 

 

 

 

「向陵オープンセミナー」開催【そのⅠ】

11月初旬、東北大学川内萩ホールにて「向陵オープンセミナー2023」が開催されました。

今年で7回目を迎える全校生徒参加の探究発表会です。

(上の写真は渡邊重夫学校長の挨拶の様子です)

総合司会は、放送部 坂田彩華さん(2年)と髙橋荘太さん(1年)が担当しました。

 

「向陵オープンセミナー」は以下の三部から成り立っています。

1.2023ビブリオバトル学年チャンプ決定戦(1年生)+3年生Personal Presentation優秀発表

2.向陵Research中間発表(2年)

3.理数科課題研究中間発表(理数科2年)

これまで探究活動に取り組んできた3年生は発表の聞き役として参加します。向山高校の「向陵オープンセミナー」の最大の特色は、「質疑応答タイム」の活発さ、充実度です!発表者と聞き手が双方向で作り上げる学びの場が繰り広げられます。

2023年は、どのような向陵オープンセミナーだったのでしょうか。振り返ってみましょう。

1.2023ビブリオバトル学年チャンプ決定戦!

総合的な探究の時間でビブリオバトルを取り入れて今年で6年目。(旧『総合的な学習の時間」より継続)本探しから始め、全4回シリーズで1年生全員が取り組んできました。グループチャンプ、クラスチャンプ、と勝ち上がってきた各クラスのチャンプ(本)たちの決戦の場が本日です!

 各クラスのチャンプたちがステージ上に並びます!緊張の瞬間です。

ビブリオバトルの司会進行は、2年生が担当します。前年度チャンプの多田悠吏さん、準チャンプの鈴木創太さんが、盛り上げていきます!

2023学年チャンプ決定戦!に臨むバトラー(各クラスチャンプ)と紹介本です。

・千蒲歩優さん(1組)『世界征服は可能か』

・菅井翔太さん(2組)『直感を裏切る数学』

・大學有彩さん(3組)『ケーキを切れない非行少年たちのカルテ』

・宍戸奏橙さん(4組)『ゼロからの資本論』

・佐藤希一さん(5組)『ポテトチップスと日本人』

今年は、「新書」を紹介するビブリオバトルです!

 当日の雰囲気を写真を通してお伝えします。

本の紹介5分間の後は、3分間のディスカッションタイム。3年生からの質問!質問に答えることで、また次の質問が!

5分間で伝えきれなかった本の魅力が質疑応答を通してさらに詳しく伝わっていきます。

活発な質疑応答が繰り広げられ、会場が沸きます。

 

こうして、全員の紹介タイム・ディスカッションが終了し、全校で「いちばん読みたくなった本」の投票を行います。

「こうして、プログラムを持って挙手してください!」と司会が呼びかけます。

「投票はひとり1回です!〇〇さんの『△△』に投票する人は手を挙げてください!」の声に応じて、それぞれが「読みたくなった本」へ挙手。各クラスの図書委員がその場で数を数え、記録します。その後、ステージ裏で集計へ。

ドキドキの集計を待つ間、「3年Personal Presentation」優秀発表プレゼンが行われました。

2年生までの探究にさらにプラスワンアクション(本、フィールドワークなど・・・)を加え、卒業後の自身がどうありたいのかをプレゼンする活動。3年生全員が3、4、5月と取り組みました。

本日は、最優秀となった佐々木透也さん(3年)の発表「お国柄第一主義~人類史と民俗学から導く町興し」

                             (写真部 川股優真さん撮影)

佐々木さんの圧倒的なプレゼン力と、探究内容、工夫されたスライドが会場を魅了します。

                              (写真部 川股優真さん撮影)

佐々木透也さんは、2年前のビブリオバトルの学年チャンプでした!

さて、結果の集計が終わりました。結果発表および、表彰が行われました。

チャンプ本を獲得したのは、千蒲歩優さんの『世界征服は可能か?』(ちくまプリマー新書、岡田斗司夫著)でした!

                              (写真部 川股優真さん撮影)

準チャンプ本は、大學有彩さんの『ケーキを切れない非行少年たちのカルテ』(新潮新書、宮口幸治著)

                               (写真部 川股優真さん撮影)

宍戸奏橙さん、佐藤希一さん、菅井翔太さんには参加賞として図書カードが贈られました!

                                 (写真部 川股優真さん撮影)

学年チャンプとなった千蒲歩優さんは、12月に行われる全国高等学校ビブリオバトル宮城県大会に出場します。

(出場し、3位入賞しました!12月6日現在)

 

昨年度チャンプの2年生5人がビブリオバトルの学年チャンプ企画全般をスタッフとして盛り上げてくれました。

鈴木創太さん、舘山楓也さん、和田翔悟さん、齋藤達也さん、多田悠吏さん。5人は、総合的な探究の時間に1年生の教室に出向き、ビブリオバトルの実演、アドバイスをするところから関わってきました!

【ビブリオバトル・向陵生の感想より】

〇去年よりもレベルの高いビブリオだったと思う。質問タイムで手を挙げたが、あててもらえなかったので、終わった後の休憩時間に個人的に本人に聞き、さらに内容を深めることができた。(2年 加藤穂乃花さん)

〇今までと違い、新書のみの発表でしたが、おもしろそうな本が多く、また紹介も上手だったので読んでみたいなと思いました。質問タイムでは、同級生や先輩方が優しめに質問していて良かったと思います。(2年羽渕心咲さん)

〇今年度から新書のみになったことで、かなり学問的に有益となるスピーチを聞くことができてためになった。今後の本選びの参考にしたい。(2年成田悠我さん)

〇今年から紹介する本が新書になったようで、難易度が上がっているはずだが、どの発表者も1年生とは思えないほど立派な発表だった。(3年笠原実果さん)

【そのⅡに続きます。】

「向陵オープンセミナー」開催【そのⅡ】

11月初旬に開催された全校探究発表会「向陵オープンセミナー」続編です!

(ぜひ【そのⅠ】もご覧ください!)

ビブリオバトル学年チャンプ決定戦の後には、昼食休憩がありました。当日は爽やかな快晴。東北大学川内萩ホール前、青空の下での昼食タイム、東北大学の学食でランチ・・・など伸びやかな時間を過ごしたようです。

(上の写真は写真は朝の風景です。)

                          (昼食休憩:写真部 川股優真さん撮影)

2 向陵Research中間発表

2年生普通科の発表です。「向陵Research」は1年生のビブリオバトルから始まっている探究活動です。自分の興味・関心のある分野の新書を読むことから始まり、1年生の終わりには興味・関心あるテーマを共にするグループを結成します。2年生からはグループ毎に新書を読み合い、全体に向けて発信する「グループブックトーク」、テーマを深めるために大学研究室体験を行う「アカデミック・インターンシップ」と活動を重ねてきました。グループとしてどこまで深められたか、を発表する「中間発表会」を10月に校内で開催しました。深めたテーマは最終的には一人一人が「個人レポート」(7200字以上)にまとめます。「向陵オープンセミナー」には特に優秀な発表をした5つの班が代表として発表しました。

 

発表班とタイトル(全34班あります!)

・7班「教育の質をあげるには」

・18班「安全保障と日本」

・5班「コミュニケーションの壁を取り払うための人工言語」

・4班「心理学が人間の行動に与える影響」

・25班「機械と人間」

それぞれの班の発表後、多数の質問、感想が会場を飛び交いました。

 最前列の3年生から、2階席の1年生まで、学年を問わず、質問の手が上がり、マイク係が会場を駆け巡りました。

 

 発表班は、どんな質問にも「これは私見ですが・・・」などと自分の意見をしっかりと伝えていました。

今年は、アカデミック・インターンシップでお世話になった大学の先生方も参加され、ご助言をいただきました。

東北福祉大学総合マネジメント学部情報福祉マネジメント学科 生田目学文教授(本校の卒業生でいらっしゃいます。)

                            (写真部 宍戸奏橙さん撮影)

東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科 吉田綾乃 教授

                           (写真部 宍戸奏橙さん撮影)

 東北大学医学系研究科 虫明元 教授

大学の先生方からいただいたコメントにより、発表者、質問者、会場にいた生徒、教職員の学びが深まる機会となりました。

「向陵Research中間発表会」全体の講評を東北学院大学教養教育センター リース・エイドリアン教授にいただきました。

 リース先生には毎年本校の「プレゼンレッスン」講座をご担当いただいています。リース先生ご自身、数百回の学会発表、学会参加を通して「伝わるプレゼン」を徹底追究されています。今回も発表やスライドの良かったところ、「ここに気をつけるとさらに良くなる」点についてご助言いただきました!

 【向陵Research中間発表・向陵生の感想より】

〇学んだことをただまとめて発表するだけでなく、質問されなければ出てくることのなかったであろうことまで多角的に情報や意見をまとめており、小中学校での「発表」との違いを明確に感じることができました。(1年阿部稔紀さん)

〇それぞれ5つの班、自分が知らないことを沢山学ぶことができた。スライドの使い方が上手だった。図や矢印を用いて、簡単に示していたのが印象的だった。講評の先生もおっしゃられていたが、スクリーンではなく、目の前(聴衆)をきちんと向いて話せるように自分は勘張っていきたい。(1年草野瑞季さん)

〇発表内容は、どれも自分が考えたことのないテーマについてであったため、とても新鮮で興味がわいた。特に「機械と人間」というテーマについて発表した25班は未来の機械と人間の理想像を発表していて、自分にとって遠い話ではないなと感じた。(1年小林賢世さん)

〇学年での報告会では出なかった質問が多くあり、聞く人が変わると疑問に思う点や目のつけどころが変わってくるということを改めて実感した。発表者が事前に質問を予想し、対策するということは、自分たちの発表をできるだけ客観的に見て考えないといけないことなので、研究内容をただまとめるだけでなく、視点を変えて物事を見る機会にもなっていると気づいた。(2年齋藤和奏さん)

 

3 理数科課題研究中間発表

  理数科の活動の核となる「課題研究」は2年生で行われます。4月から1年間をかけて、4~5人の班に分かれ、自分たちの興味あるテーマについて研究を進めます。論文等の調査、実験や検証、研究内容の発表を通して科学者として必要な力を身につけていきます。「向陵オープンセミナー」では3つの班が代表として発表しました。

・物理1班「崩れないアーチ橋の研究」

・生物2班「幻のサトイモ」と様々な土壌との相関性

・地学2班「クレーター形成における鉄球の質量とクレーター体積の比較」

司会進行 冨澤捺未さん(理数科2年)、春日ひなたさん(理数科2年)

                                 (写真部 川股優真さん撮影)

                               (写真部 宍戸奏橙さん撮影)

理数科の発表に対しても多くの質問の手が上がりました。

3年生からはアドバイスも含めた質問が。経験者として、2年生の取組をあたたかく見守っていることが伝わってきました。

理数科中間発表を振り返り、東北大学医学系研究科 虫明元教授よりご講評をいただきました。

虫明先生からは「知識は古くなるが、リサーチマインドは生涯役立つ素晴らしいものである。大学での学びは、時間とともに古くなっていくが、『質問力』は生涯役に立つ。このような場で、いろんなことを考え、深め、自分が勉強していることを異なる視点で眺める経験は、大学に入ってからの研究、学びへと繋がっていく。」という貴重なお言葉をいただきました。

◆理数科中間発表の発表者(担任 木口先生と理数科主任 平塚先生)記念撮影!発表を終えた後の明るい笑顔が印象的です!

 

【理数科中間発表・向陵生の感想より】

〇対照実験を行って1つ1つの条件がどう作用するのかを地道に割り出すという過程がどの発表にも見られたので、初めに頭の中でシミュレーションして予想を立てておくことが、超重要だと思った。集めたデータから何が言えるか、〇〇を証明するにはどんな実験をしなければいけないのか、の判断を自分もできるようになりたい。(1年貝山友哉さん)

〇理数科の研究はとても専門的で、少し難しいところもあったけれど、とてもプレゼン力が高かったので関心をもって聞くことができました。質疑応答は同じように課題研究をしている理数科の人たちが多く、活発な意見交換がされていてすごいと思いました。(1年渡邊幸さん)

〇土壌の研究がとても興味深かったです。芋の収穫はまだのようなので、収穫後の結果についても知れる機会があったら嬉しいです。他の班の発表も面白かったです。(2年小田夏映さん)

 

理数科中間発表をもって、今年度の向陵オープンセミナーは終了しました。全体を通して発表者だけではなく、多くの質問が出て、まさに「全校参加」そのものの発表会でした。

参加された大学の先生方からも「質問、素晴らしいですね」「本当にこの場で質問しているのですよね?(事前に割り当てたり・・・はないですよね?)」という驚きと感心のご感想をいただきました。

 

最後に生徒スタッフのご紹介を。

◆向陵プラーニング委員のメンバー(運営スタッフとして大活躍でした!)

 ◆放送部(司会、照明、音響担当)のメンバー

質疑応答をテキパキとさばく進行力、機器の的確な取り扱い・・・放送部の大きな力で会が進められました。

 

保護者の皆さまからも嬉しいご感想をいただきました。一部紹介いたします。

〇発表も、聞いている皆さんもしっかりしているなぁと思いました。質問後の「がんばってください」は聞いていて気持ちよかったです。静かに聞いていてびっくりしました。学年関係なく、質問するのはいいいですね!

〇質問も活発で、堅苦しくない雰囲気にも好感を持ちながら、楽しく拝聴いたしました。改めてこのような学校に子どもが身を置いて学んでいることを有難く思いました。

 

ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

1年生は、現在新書を用いた「ブックトーク」、2年生普通科、理数科はそれぞれ中間発表を経て、まとめの活動を進めています。

 

 

季節の「かぼちゃ」登場!

昇降口前に、素敵なデコレーションが!

理数科の生徒たちが育てた「かぼちゃ」が季節の飾り付けに変身していました!

本日、10月の最終日、「ハロウィーン」でしたね。

飾り付けは理数科の3年生が担当。とても素敵なハロウィーンコーナーが全校生徒をお出迎えしてくれます。

明日、11月1日(水)は探究学習発表会「向陵オープンセミナー」が東北大学川内萩ホールで行われます。

「サトイモ」を育てた生物班(理数科)による中間発表「『幻のサトイモ』と様々な土壌との相関性」をはじめとした探究の発表が行われる全校参加の行事です。

■「向陵オープンセミナー」(11月1日、東北大学川内萩ホール)

9:45~16:10

・2023ビブリオバトル学年チャンプ決定戦(1年生・各クラス代表)

・向陵Research中間発表(2年普通科・代表班)

・理数科課題研究中間発表

※駐車場はありません。

詳細について、保護者の皆さまは10月12日付のご案内をご覧ください。(本日、教頭よりメッセージを配信予定です。)

 ライトアップされた姿もきれいですね!