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東北大生によるコミュニケーションWS・座談会【教育活動のブログ】

10月下旬、東北大学「あおば」プレイバックシアターの皆さんによるワークショップを開催しました!

対象は3年生(希望者)

弱気になったり、諦めたり、心折れたりするのは早い!少し先を行く大学生の先輩の受験時代、大学での学び、大学生活に触れることで明日への一歩を踏み出すきっかけに!という願いを込めた企画です。当日は、3年生を中心に、2年生1名が参加しました。

写真は東北大学「あおば」プレイバックシアターの皆さんです!

「あおば」は、東北大を中心とした在仙の学生を中心に、卒業生、教員が「台本のない即興劇『プレイバックシアター』」を勉強、実践しているグループです。

ワークショップの内容】

❶プレイバックシアター公演「高校時代」

❷ 進路座談会

 

アイスブレイク 輪になって、一緒に体を動かしたり、ゲームをしたりしました!和やかな雰囲気に!

 「動く彫刻」 

生徒が「自分に起こった出来事と、そのとき感じたこと」を話します。頭に浮かんだことをその場で挙手して話します。

参加者が話した「出来事と感情」を打合せなしで(即興で!)その場で表現!

 「ストーリー」

高校生が話す「高校時代のあんなできごと、こんなできごと、心の中にうかぶ景色」を即興で劇にします。

「どなたかお話してくださる方はいらっしゃいますか?」

呼びかけに、さっと手が挙がりました!

 高校生活の大切な思い出を話してくれました。隣でコンダクターのとわさんが丁寧にインタビューしています。

そして、その場で劇に!

「あの時の自分、できごとがそのまま目の前に・・・驚きました!」との感想が出ました。

劇では「ミュージシャン」が即興で音楽を奏で、雰囲気を盛り上げました。

 

「ペアーズ」

参加者が話す「朝早く起きなければいけないけれど、まだ寝ていたい!」などの「相反する感情」を即興で表現します。

以上で公演の部は終了です。

 

座談会

今回は「あおば」の参加メンバーの専攻・専門と、参加高校生の進路希望とをマッチングし、3つのグループに分かれました。

医療系(医学科、看護科、放射線科、現役の保健師)

 

教育系(教育学、日本語教育、文学、宮城教育大の虫明美喜先生)

 

 ★その他全般(工学部、理学部、東北大医学部の虫明元先生)

終了の時間が過ぎても、まだまだ話は続いていました。大学での学び、大学生活、受験情報、受験勉強について、話題は尽きません。

閉会しても、まだまだ話は続き・・・去りがたい様子でした。

「座談会」では次のような話題が印象に残ったようです。(感想より)

・毎日80%のことを完璧にやっていく「コツコツがカツコツ(勝つコツ)」

・3つの目標立て

・共テ対策(教科書、ワーク、参考書の活用のしかた、生活のしかた)

・医療系の大学、専門学校情報が豊富

・保健師の仕事の実際

 

 最後に、はじける笑顔で記念撮影!

「あおば」の皆さん、東北大学医学系研究科教授 虫明元先生、宮城教育大学准教授 虫明美喜先生、ありがとうございました。

 

 

参加者の感想より

★普段なら関われなかったはずの方たちと、たくさん話ができて楽しかったです。世代を気にせず、話し合えたことが嬉しかったです。受験勉強でとても不安になったり、心細く感じることの多い日々ですが、これからも頑張っていきたいです。

★普段、進路について質問するのは先生か、親か決まった人なので、現役の先輩たちにたくさん質問できて本当にためになったし、お話を聞いていてますます大学への興味が湧き、さらにモチベーションも上がりました。自分が抱えていた悩みを全て真剣に考え、答えていただけてとても助けられました。これから志望校を本格的に決定し、いただいたアドバイスを胸にがんばっていきたいです。

★できないことにだけ目を向けるのではなく、できることできそうなことをやって一つずつ積み重ねることが重要だと励ましていただきました。今できることを再確認して、最後まで頑張りたいと思います。

★僕たちの思い出を劇として披露してくださってとても素晴らしかったです。クオリティーが高くてとても印象に残りました。相反する感情を考えるところでは、考えるのが難しかったです。自分も劇をやってみたいと思いました!

★即興劇を見て、普段何気なく感じている喜びや苦しみ、不安や嬉しさなどのさまざまな感情を可視化できて、見ていて楽しかったです。自分がどんな気持ちなのか分からなくなってしまったときや気持ちをリフレッシュして切り替えたいときなどに、劇まではいかなくても、トワさんがやっていたのように、気持ちを一言でまとめてみたりして、自分の中で解決できるようになりたいなと思いました。また、一つの感情でも様々な表現の仕方があって、受け取り方があるのを改めて感じることができました。そのような中で「ストーリー」では本当に即興なのに、布を絵に見立てていたり、お話ししてくれた人のちょっとした情報だけで話し合ったりしないで劇をやっていて、本当にすごいと思いました。「絵がお友だち」という話をもとにして、絵そのものを擬人化(話せて会話できる存在)して、表現するという発想もすごいと思いました。感情の多さや、表現の多さなどを学ぶことができて良かったです。ありがとうございました。