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野球部、3回戦!
令和2年度東北地区高等学校野球宮城大会 3回戦
対 登米高等学校 2-6 惜しくも敗れましたが,善戦しました。
バッテリーは,木村郁斗さん(3年)ー 加藤大地さん(3年,主将)
相手校に1回,4回と1点ずつ点が入り,追う展開の5回裏,金野椋太さん(2年)のツーベースヒットで1点!
2-1の1点差で緊迫した試合が続きました。
今大会は,新型コロナウィルス感染症対策のため,原則無観客試合。事前に届け出をした3年生の保護者の皆さんがスタンドで静かに見守るなか,選手たちは攻守にわたり活躍を見せてくれました。
そして,7回裏 向山高校の攻撃。
堀井稜生さん(2年),高柳大志さん(3年)が四球を選んで出塁。
ベンチも息を詰めて見守ります。
武田淳之介さん(3年)がバントを決めて,走者は2,3塁へ。
そして金野椋太さんの犠牲フライにより,
堀井稜生さんがホームへ。貴重な1点が入り,2-2の同点に!
しかし,相手も強く,8回、9回と得点を追加。
最後まで粘り強く戦いましたが、惜しい結果となりました。
この日は久しぶりの夏日。眩しい太陽のもと、試合をしているひとりひとりの姿が輝いていました。
9回を投げきり、9奪三振、自責点1の木村郁斗さん。
7月24日の読売新聞で紹介されました。同日の朝日新聞では,ベンチ奥に掲げられた千羽鶴(マネージャーが冬から作成。「挑」の字が浮かぶ)と,仲間との言葉に励まされた様子が紹介されています。
休校期間があったものの,マネージャーも含めて誰一人欠けずに最後の大会に臨んだ3年生たち。
この経験に誇りを持って,次なる目標に進む姿を楽しみにしています。
本校が初戦突破しました(令和2年度東北地区高等学校野球宮城大会)
7月11日、高校野球代替大会が始まりました。本校野球部は同日、2回戦に出場し、鹿島台中央野球場で古川高校と対戦しました。その結果、2-1で勝利し、3回戦への進出が決まりました。
10回4安打1失点で完投した木村君
試合はタイブレーク10回2アウト満塁で、加藤君が中越えにサヨナラ打を放って勝ち越しました。
生徒会選挙・生徒総会
例年であれば体育館で行われる立会演説会、生徒総会でしたが、今年度は「密」の環境を避けるため、放送によって行われました。写真は放送による立会演説会の様子です。いつもと違った試みでしたが、監査委員や生徒会の皆さんの工夫によって、スムーズに行われました。
今年度は行事等も削減、縮小された形で進んでいきます。生徒会を中心に一人ひとりが工夫しながら行事を盛り上げて行きましょう。
学年集会(第3学年)
6月25日に行われた学年集会の様子です。
進路指導部から入試に関することで今分かっていることや、これからやるべきことなどについて説明がありました。また、教務部から評価についてなど、進学に必要な書類の扱い方について話がありました。
新しい制度に変わって不明なことも多く、不安に感じる点もあります。万全の体制となるように学校も情報収集に努めています。
コロナ禍による不透明な情勢が続いていますが、向陵生はそれぞれの進路達成に向け、日々頑張っています。
進路講演会(第3学年)
6月9日、第3学年を対象に進路講演会が行われました。河合塾仙台校から佐々木一幸先生をお招きし、受験勉強を進めていくにあたっての心構えや、過去の受験生の失敗例や成功例など、さまざまな話をしていただきました。
今年度から入試もセンター試験から共通試験に代わり、難易度も高くなることが予想されます。向陵生のみなさん、毎日コツコツと継続を心掛け、頑張っていきましょう。
【重要】臨時休校中のお知らせ(まとめ)
学校再開にあたり,「臨時休校中のお知らせ」は掲載を終了しました。再開後にも関係する連絡を以下に再掲載しました。
◎6月1日(月)以降の時程
◎奨学金案内
◎「新型コロナウイルス感染症に係る生徒の出席停止の取り扱いについて(改訂版)」
※文書は5/27~5/29の各学年登校日に配布済
→登校許可願用紙(改訂版).pdf
◎スクールカウンセラー,スクールソーシャルワーカーの紹介と年間来校予定
「教育相談だより 春号」→2020_教育相談だより 春号.pdf
登校日(2回目)の様子【第1学年】
本日は,一年生の登校日(2回目)でした。午前,午後と二部制で実施しました。
「生徒会入会式」が放送で行われました。生徒会執行部による委員会の説明,部活動の紹介,新入生代表の挨拶に皆、じっと聴き入っていました。
生徒会入会式の後は教科オリエンテーションがありました。
来週からはいよいよ学校再開です。
登校日(2回目)の様子【第2学年】
本日は,2学年の登校日でした。午前,午後と二部制の登校でした。
1時間目は,各クラスを半分に分けた少人数クラスでHRを行いました。6月1日からの学校再開に向けて時間割や通学についての情報共有をしました。2時間目は,大教室を会場に各クラスが集まり,自己紹介と委員会決め(理数科は課題研究の班分け)をしました。
写真は,大講義室でLHRをしている2年1組の様子です。
学校再開まであと少し。向山の校舎に活気溢れる日を心待ちにしています。
登校日(2回目)の様子(第3学年)
本日は第3学年の2回目の登校日でした。
今回は教室に入り、隣とのスペースに気を付けながらホームルームが行われました。
課題や連絡プリントの回収、配布の後、進路についての課題に取り組みました。
6月1日月曜日から、時差登校による生活に切り替わります。
登校日の様子(第1学年)
本日は第1学年の登校日でした。
クラス担任の先生の自己紹介のあと、一人一人が自己紹介をしたクラスもあり、いよいよ高校生活がスタートすると感じた人も多かったと思います。長らく続いた臨時休校でしたが、学校もスタートに向けて準備を進めているところです。
第1学年は今月29日の登校を経て、6月から本格的にスタートします。
登校日の様子(2学年)
昨日(5月21日)は,2年生の登校日でした。
午前・午後にわかれ、さらに一クラスを半分に分けた人数で教室に入りました。
HRと教科毎のオリエンテーションを実施しました。
主役である生徒たちの登校により,校内に活気が戻ったことを実感する一日でした!
2学年の次の登校日は28日(木)の予定です。
【重要】通学に関わる市営バス特別ダイヤについて
通学に関わる市営バス特別ダイヤについて
仙台市交通局より、5月18日(月)から5月29日(金)まで仙台市営バスを減便することが発表されています。
「701 霊屋橋経由 八木山動物公園駅」「601愛宕大橋経由 八木山動物公園駅」等の朝の通学時間帯のバスが通常よりも少なくなっていますので、生徒の皆さんは本校への通学に関わるバスの時刻を確認し、時間に余裕を持って通学してください。
特別ダイヤの詳細については、下記のウェブサイトを確認してください。
情報は状況に応じて更新されていきますので、定期的に確認をお願いします。
登校日の様子(第3学年)
本日は3学年の登校日でした。
午前中に3クラス、午後に2クラスが登校しました。集合場所も教室は避け、体育館や向陵ホールなど、広い施設にクラスごとに集まりました。
2時間程度、課題の提出や進路についての連絡がクラス担任や各担当の先生からありました。
明日以降、2学年、1学年の登校日となります。
図書館からのご案内
前号に引き続き,スマートフォン等で利用できるおすすめWEBサイトの紹介,第2弾です。
たくさんの出版社が無料公開していますので,WEB読書してみましょう!
※無料公開が4月30日までのサイトもあります。まずは「図書館だより」で確認してみましょう。
教育相談だより春号
スクールカウンセラー,スクールソーシャルワーカーの紹介と年間来校予定を掲載しました。
図書館からのご案内
【重要】部活動中止について
部活動中止について
県の通知に沿った感染症対策を講じた上で,3月27日(金)から部活動を再開したところではありますが,仙台市内での新型コロナウィルス感染者が確定されたことから,本日4月1日(水)より再び部活動は自粛(中止)といたします。不要不急の外出は控えるようお願いいたします。
日々、状況が変化しております。今後もメール,ホームページ等で連絡をする場合がありますのでよろしくお願いします。
※在校生,および保護者の皆さまへは,同内容のメールを先ほど送信しております。
【重要】部活動の再開について(文書配布)
【重要】保護者の皆さまへ
本日,部活動の再開についての文書を全生徒に配布いたしました。
ご覧ください。
【重要】離任式についてのお願い
【重要】卒業生のみなさんへ
今年度まで本校でご尽力いただいた先生方の離任式は,予定通り3月30日(月)に実施する予定ですが,新型コロナウィルス感染症対策の一環として,教室にて放送で行うこととなりました。
卒業生のみなさんにとっては,最後の感謝を伝える機会ではありますが,諸事情をご理解いただき,来校はご遠慮願います。よろしくお願いいたします。
合格者の皆さんへ・・・提出物について【訂正】
新型コロナウィルス感染防止に向けた臨時休業について
以下の文書をご覧ください。
卒業式-新型コロナウィルス感染症への対応-について
新型コロナウィルス感染症に関する対応により,
3月1日(土)の卒業式については,
卒業生(3年生)と保護者のみの出席のもと予定通り開催いたします。
ただし,在校生(1,2年生)については,自宅学習日といたします。
詳細については,明日,在校生に文書を配布します。
3年生については,28日(金)に文書を配布します。
本連絡については,全学年一斉メールを送信いたしました。ご覧ください。
二学年便り 号外「弓道部,全国大会で5位入賞!!」
2学年通信の号外をご紹介いたします。
「向陵オープンセミナー」のお知らせ
11月5日(火)開催の向陵オープンセミナーについてのお知らせです。
◆日時:令和元年度11月5日(火)9:30~15:10
◆会場:仙台市太白区文化センター 楽楽楽ホール
内容、時程については配布文書(10月25日付)をご覧ください。
第2回授業公開週間のお知らせ
第2回授業公開週間を開催いたします。
令和元年10月21日(月)~10月25日(金)
※10月22日(火)は除く。
公開時間 21日(月),23日(水)8:45~16:05
24日(木),25日(金)8:45~15:05
・事前の申込みは不要です。
・写真,動画の撮影は御遠慮ください。
・保護者の皆さんは生徒昇降口からお入りいただき,受付をお願いいたします。
・授業途中で,教室を出入りしていただいてもかまいません。
・参観後アンケートの記入に御協力ください。
・自家用車での来校は御遠慮ください。
後期が始まりました。
10月1日(火)後期の始業式が行われました。
始業式に先立ち、多くの賞状が伝達されました。
始業式の様子です。
学校長からは,「凡事徹底」の大切さ、特に「ソサエティー5.0」に向けて,「向陵plearning」と日頃の授業とにしっかり取り組むことの意義についてお話がありました。
「ソサエティー5.0」とは,日本が提唱する未来社会のコンセプトです。(現在の「情報化社会」は「ソサエティー4.0」)
「ソサエティー5.0」はAIではなく人間中心社会への国家戦略で,AIにはできないこと、例えば「文章を読み、討論を重ね、コミュニケーションにより、新しいものを創造する力」等が求められるということです。
向山高校の探究学習「向陵plearning」を通し、「ソサエティー5.0」で求められる力、未来を切り開く力を養うことができる、というお話でした。
「一生懸命なうしろすがたは周囲を励ます力を持つ、ゆえに受験は団体戦であるといわれる」というメッセージは、後期を迎えた全校生徒、とくに日々受験に近づく三年生の心に響いたことでしょう。
後期は,「向陵オープンセミナ-」の開催をはじめとして、これまでの取組の成果を発表・披露する行事が予定されています。
向陵生の実りの秋。こちらのホームページでも向陵生の取組をご紹介していきたいと思います。
文化祭「向陵祭」のご案内
第45回 向陵祭 一般公開のご案内です。
テーマ「青に飛びこめ!~僕らの夏だ~」
令和元年8月31日(土)9:00~14:00 ※ポスターには10:00と記載がありますが,9:00~となります。
◆校舎(クラス展示・文化部展示・食品団体)
◆中庭(食品団体 雨天時:コモンホール)
◆中庭イベント(晴天時:中庭,雨天時:体育館)10:00~13:00
◆吹奏楽部発表(体育館)13:00~14:00
※車でのご来校はご遠慮くださいますようお願いいたします。
※保護者の皆さまへは8月20日付でご案内文書を配布しております。
8/20(火) [夏休み明け] の日程・時間割について
授業公開週間 7/17(水)~7/23(火)
校長あいさつ~開校記念日によせて
開校記念日によせて
宮城県仙台向山高等学校 校長 遊佐 忠幸
2019.6.25
向陵生の皆さん,おはようございます。本日の6月25日は本校の開校記念日です。昭和50年4月8日に,自主自立の精神を尊重し生徒の正しい判断に任せるとの判断から,思い思いの服装で入場し整然と着席した新入生287人に対して開校式及び第1回入学式が挙行されました。開校後,2か月半を経て6月25日に開校記念式典が挙行されたので,この日を,仙台向山高等学校は開校記念日としています。令和元年の今年は本校が開校してから45年目を迎え,一つの節目となることから,私から開校当時の状況を皆さんに紹介します。内容の多くは10周年記念誌からの引用です。
本校は仙台市内の高校進学率の高まりと人口の急増に対応するため,国立電波高等専門学校の校舎を転用し仙台市内の県立高校普通科としては初の男女共学の学校として開校しました。校名については,各方面から案が出され,仙台向山のほか,仙台八木山,仙台西,仙台第四,仙台向陵などが候補に挙がっていましたが,仙台向山高校に落ち着き,昭和49年・12月の県議会で正式に決定しました。初代校長は鎌本 武男先生です。鎌本校長先生がめざす理想は,高校は生徒一人ひとりが,青春の感動を胸一杯に溢れさすことが出来るような学校で,そのためには,上からの押し付けはできるだけなくし,生徒の自律に支えられた自由な学園にしたいと考え,服装の自由を決断したのです。校章は「向山」を図案化したものであり,現代風に斬新で全体がすっきりしており,仙台向山高校の学校環境から浮かんでくる白と緑の色彩イメージが盛り込まれています。校訓の「自律・和敬」は,教育目標の「学力の向上」と「自分の言行に責任を持ち相互の敬愛,協力を惜しまない人間の育成」を意図して掲げられました。校歌の歌詞は初代校長の鎌本先生が作詞し,作曲は宮城フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者であった片岡良和氏によるものです。校名と校章は開校前にすでに決まっていましたが,校訓と校歌は開校記念式典で披露されたとのことです。
開校から45年目を迎え,今年の3月1日に卒業式が挙行され200名の42回生が向陵の学び舎を巣立ち,本校の卒業生の数は,10,549名となりました。この間,多くの有為な人材を社会に輩出し,様々な実績を挙げている進学校として歩みを続けています。平成6年には理数科を設置し,平成10年には県から指定を受け「向陵プラン」を立ち上げ,理数教育やキャリア教育にも積極的に取り組んでいます。
「どんな学校を創るのか」これは,向山地区に高校を新設することが決まり,初代校長の鎌本先生が開設準備を命じられた時から,マスコミをはじめ,県関係者,教育界,特に一般の保護者の方々から幾度となく受けた質問であり,このことからも新設の仙台向山高校に対する周囲の関心と期待がいかに大きかったのかがうかがえるのです。 この向陵の地で学習や部活動に励んでいる43回生,44回生,45回生の皆さん,これからの仙台向山高校の伝統を築くためには皆さん一人ひとりの努力が必要です。そして「どんな学校を創るのか」この答えを出すのは,向陵生と教職員なのです。今年度「夢をかなえる学校」として新たな一歩を踏み出しました。皆さんが夢をかなえ,それが積み重なることで新たな学校の姿が見えて来ます。本校の先生方は向陵生の取り組みをしっかりとサポートしますので,「夢をかなえる」皆さんの頑張りに大いに期待しています。よろしくお願いします。
(令和元年6月25日 朝のSHR 放送での校長講話より)
※文中の画像は『十周年記念誌』から引用いたしました。
学校説明会の開催について
読書の友 93号 (図書館だより)発行
学校いじめ防止基本方針及び部活動に係る活動方針について(いじめ問題対策委員会・生徒指導部)
平成31年度の学校いじめ防止基本方針及びいじめ問題対策委員会設置要綱を掲載いたしました。学校いじめ防止基本方針.pdf
平成31年度部活動に係る活動方針(ガイドライン)を掲載しました。部活動に係る活動方針(ガイドライン).pdf
PTA総会開催について
校長あいさつ
『チーム向陵』 夢をかなえる学校へ
宮城県仙台向山高等学校 校長 遊佐 忠幸
2019.4.18
この度の人事異動により,宮城県貞山高等学校から4月1日付けで赴任しました。今までの宮城県仙台向山高等学校の素晴らしい取組と伝統を継承し,普通科と理数科それぞれの教育目標を融合させながら学校経営にあたりますのでよろしくお願いします。
さて,本校は昭和50年4月に,仙台市内の高校進学率の高まりと人口の急増に対応するため,国立電波高等専門学校の校舎を転用し仙台市内の県立高校普通科としては初の男女共学の学校として開校しました。平成6年には理数科を設置し,卒業生は1万人を超えております。今年創立45年目を迎え,この間多くの有為な人材を社会に輩出し,宮城県における普通科と理数科の教育をリードする学校として歩んでいます。校訓は「自律・和敬」あり,「自分の言行に責任を持ち相互の敬愛協力を惜しまない人間を育成する」との思いが込められています。また,校章は校名の「向山」を図案化したものであり,青年の純粋性と理想を目指す向上心を表現しているのです。
今年度本校は『夢をかなえる学校』を掲げ,「よき伝統」は生かしながら も時代の流れをしっかりとつかみ,「すべての取組は本校生の未来のため」を合い言葉に,県内の教育をリードする学校として新たな一歩を踏み出します。そのために,『チーム向陵』を重点目標とし,教職員全員が組織的に取り組むことで学習指導・生徒指導・進路指導のさらなる充実を図り,先進的な取組である「向陵Plearning」を活用することで生徒一人ひとりの『夢(進路希望)』が叶えられるよう努力してまいります。
本校は部活動も盛んであり,運動部・文化部を問わず多くの部が東北大会出場や県大会での上位入賞を目指して毎日厳しい練習に励んでいますので,各種大会での活躍が期待されます。
本校の特色をさらに高め,向陵生個々の「学力向上」と「進路希望」に対応した魅力ある学校として,「生徒の夢」を叶えていきたいと考えています。
2019年度年間行事予定
進路情報(大学合格者数)
本校過去3年間の大学合格者数です。(平成30年12月時点)
今年度大学入試 推薦AO合格者数です。(すべて現役合格者数・平成30年12月時点)
理数科数学出前授業「造形と数学~環境デザインをめぐって~」
本校理数科1年生41名は、平成30年11月 8日(火)3・4校時、大講義室において、昨年に引き続き、東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科 教授 大沼正寛先生を講師に招き、上記の題目で講義を行いました。
大沼先生から自己紹介
【生徒の感想①】
私は最初の事前学習の時点で、一度将来の夢として考えたことのある建築についてのお話を聞くことができるということで、とても楽しみでした。
家というものは、縄文時代から現代に至るまでの長年、ずっとその時代の人々を包み込んできた必要不可欠なもので、環境、時代、流行、住む人々の好みによって様々なバリエーションがあり、一つ一つが被ることがなく、それぞれの個性が出てくるので、とても面白く、デザインだけでなく、材料、構成、材料や構成によって掛けた費用を見てみると、さらに色々な面白さが見えてくる。そんな建築に関して、端的にといえど、「Pattern(図形)」「Picture(画像)」「Proportion(比例)」「Structure(構造)」「System(組織)」の5つの視点から建物を観て、詳しく話を聞くことができ、さらに見るという視覚だけでなく、聴覚、触覚、嗅覚でも建物を観ることができるという可能性を知り、ますます建築についての興味が湧きました。これからももっと調べていこうと思います。
【生徒の感想②】
数学の中でも図形はもとから好きだったので、今回の出前授業はとても興味深く面白い内容ばかりでした。また「デザイン」にもたくさんの種類があり、だまし絵や雪の結晶、建物すべてが「デザイン」であることを知りました。海外の綺麗な建築物が多く存在しますが、日本の建築も世界から注目されているほど素晴らしいものだと知りました。また、環境デザインというものは私たちが、“観る”ことと"創る”ことで成り立っているものということも知りました。美しい比例関係や法則性がデザインには宿っている、その美しさや法則性を記述するものこそ数学というもの。そして、快適で美しい建築の造形には、用(使いやすさ)、美(美しさ)、強(弱くない、簡単に壊れない)とコストの設計が必要であり、それを支えているものもまた数学という。
「デザイン」の中での数学を学ぶことができて本当に良かったです。今後の進路選択で役立てたいと思います。
大沼先生の講義を受けている様子
【生徒の感想③】
「数学」というものはどこでどのように生活上役に立っているものなのかを具体的に教えていただき、数学を学ぶ意味を改めて考えることができました。環境デザインや建築の分野において、使いやすさ、美しさ、強度、安心安全を支えているのが数学なのだと感じました。自分は今まで数学が身のまわりの生活で直接役に立っていることは少ないのではないかと思っていましたが、大沼先生の講義を受けて身のまわりには、こんなにも数学が役に立っていることがあるのかとすごく驚きました。
また、先生のご自宅の“リノベーション”というものが興味深かったです。使いにくいなら、自分でつくるという発想が新しいなと思いました。今回の講義を受けて、数学の授業に対するモチベーションが上がったし、進路の視野も広がりました。わかりやすく丁寧な講義ありがとうございました。
【理数科について】
仙台向山高等学校1学年理数科では,この数学の出前授業だけでなく今までもそれぞれの分野で大学・研究所訪問や野外巡検、向陵祭理数科展示なども行い、今後も 12月26日(水)生物巡検② 1月10日(木)天文学習会の行事があります。さらに、2月に行われる2年生の校内課題研究発表会(上位の内容は3月の県理数科課題研究発表会の代表となります)を経て、来年度に行われる課題研究のテーマを「物理」「化学」「生物」「地学」「数学」の中から選ぶことになります。
平成32年度入学者選抜(新入試制度)について
本校が求める生徒像・選抜方法等について掲載しました。
「中学生の皆様へ」をご覧ください。