校長あいさつ
『チーム向陵』 夢をかなえる学校へ
宮城県仙台向山高等学校 校長 遊佐 忠幸
2019.4.18
この度の人事異動により,宮城県貞山高等学校から4月1日付けで赴任しました。今までの宮城県仙台向山高等学校の素晴らしい取組と伝統を継承し,普通科と理数科それぞれの教育目標を融合させながら学校経営にあたりますのでよろしくお願いします。
さて,本校は昭和50年4月に,仙台市内の高校進学率の高まりと人口の急増に対応するため,国立電波高等専門学校の校舎を転用し仙台市内の県立高校普通科としては初の男女共学の学校として開校しました。平成6年には理数科を設置し,卒業生は1万人を超えております。今年創立45年目を迎え,この間多くの有為な人材を社会に輩出し,宮城県における普通科と理数科の教育をリードする学校として歩んでいます。校訓は「自律・和敬」あり,「自分の言行に責任を持ち相互の敬愛協力を惜しまない人間を育成する」との思いが込められています。また,校章は校名の「向山」を図案化したものであり,青年の純粋性と理想を目指す向上心を表現しているのです。
今年度本校は『夢をかなえる学校』を掲げ,「よき伝統」は生かしながら も時代の流れをしっかりとつかみ,「すべての取組は本校生の未来のため」を合い言葉に,県内の教育をリードする学校として新たな一歩を踏み出します。そのために,『チーム向陵』を重点目標とし,教職員全員が組織的に取り組むことで学習指導・生徒指導・進路指導のさらなる充実を図り,先進的な取組である「向陵Plearning」を活用することで生徒一人ひとりの『夢(進路希望)』が叶えられるよう努力してまいります。
本校は部活動も盛んであり,運動部・文化部を問わず多くの部が東北大会出場や県大会での上位入賞を目指して毎日厳しい練習に励んでいますので,各種大会での活躍が期待されます。
本校の特色をさらに高め,向陵生個々の「学力向上」と「進路希望」に対応した魅力ある学校として,「生徒の夢」を叶えていきたいと考えています。