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向陵Plearning「SDGs学習会」【学校生活ブログ】

2年生の向陵Plearning(総合的な探究の時間)において、SDGs学習会を行いました。

今回は理数科5組も一緒に、本校体育館にて。

明治安田生命仙台支社の 安澤咲穂 氏を講師としてお迎えしました。

明治安田生命は「中高生のための朝日SDGsジャーナル」に協賛しています。

今回は金融・保険授業と,明治安田生命のSDGsへの取組を分かりやすくお話してくださいました!

「金融・保険」という分野に触れる機会が少ない高校生。

人生100年時代を見据えた今後の人生設計の話は新鮮だったようです。

 

写真は・・・講師の安澤さんの指示のもと、皆が新聞を開いていますね!興味津々です。

会社の取組が掲載されている記事を読んでいる様子です。

 

 今回司会を担当した向陵Plearning委員の平石瑛太さんと、古仲七海さん、そして、副委員長の齋藤和奏さんの三人が分担して記事を朗読しました!

 

「朝日新聞」の「朝日SDGsジャーナル」を開いています。実際の記事をもとに各分野でのSDGsの取組について考える特別版です。SDGsについての解説も載っています。

 「この記事は、SDGsのどの目標と関連しているか、考えてみましょう!」

安澤さんの声に応じて、新聞を広げながら話し合っています。

 「あった!これだ」と盛り上がる様子。

SDGsシートを横に置き、真剣に記事を読む様子。

 

半数以上の家庭が新聞を購読していないという現在(本校図書館調査・1年生対象)、「新聞を開いて読む」こと自体が新鮮なことなのかもしれませんね。

 

 明治安田生命での取組のひとつとして、「紙ファイル」が全員に贈られました。

「プラスチックのファイルよりも割高なのですが、環境を考えて紙ファイルを使っています」とのことでした。

講義の後の質疑応答タイムは、向陵生ならではの鋭く、活発な意見交換の場となりました。

企業でのSDGsへの取組についてのお話、講師の安澤さんご自身の身近な取組に触れる貴重な機会でした。

 

【生徒の感想より】

◆私たちが知らないだけで、SDGsはすでにいろいろな企業で取組が始まっているということを知りました。とくに、明治安田生命さんでは、ファイルを紙製に変えるなど、計画をするだけにとどまらず、行動に移しているのがすごいと思いました。講師の方がおっしゃっていたように、私はまずはしっかりとSDGsを知ることから始めたいと思います。

◆SDGsについて、今日のようにしっかりと学ぶのは初めてだった。「17の目標」の中には、具体的な目標もあれば、抽象的な目標もあって、目標達成のラインが分かりにくいと思った。一つ一つの目標に多方面から触れることができる良さもあるので、自分たちもできることを行い、まずは知ろうとすることが大事だと思う。

◆今回の講演を通して、SDGs実現に向けて大切なことや、高齢化社会が進む中でのお金の使い方を学びました。自分自身も身近にあることから見直し、改善して、SDGsに少しでも貢献できるようにしていきたいと思いました。また、医療費が増大していて、1日単位1,000円弱も負担していることを知り、とても驚きました。これらの原因は急激な高齢化や、医療技術の進歩などにあることも分かりました。

◆「SDGs」については、学校で取り組んでいたものの、あまり身近に考えることができなかった。貧困や飢餓についてを自身の日常で問題視する機会は少ない気がするが、フリマアプリやフリーマーケットは直にSDGsにつながっていることを知る機会となった。最初に「2030年までに達成したいことをSDGsという」と聞き、どのレベルまで取り組んだら「達成した」と言われるのか疑問に思った。安澤さんが日々行っていることは私たちにもできることだったので、今思えば自分もSDGsに参加しているということが分かった。