学校生活
生徒会執行部企画「新入生スマホワークショップ」を開催しました!
現代を生きるツールとして欠かせない「スマホ」。
スマホとの付き合い方を考える「スマホワークショップ」が開催されました。
対象は1年生。そして,企画・運営・進行は生徒会執行部の2,3年生。
場所は本校体育館です。企画し,運営担当の2・3年生徒会執行部員の紹介から始まりました。
「なくてはならない,しかし課題も抱えるスマホの使い方,付き合い方を改めて考える機会にしましょう。」
アイスブレークで2人一組で「ジェスチャーゲーム」をした後,まずは個人の振り返りから。
スマホ使用の実態をそれぞれ振り返り,記入していきます。
時々深く考え込みながら,シートに書く姿が見られました。
スマホのメリットとデメリットをふせんに書き,それぞれ自身が考える重さの順にふせんを並べるワーク。
真剣に自分と向き合っている一年生たち。それぞれ,A4のシートにふせんをびっしりと並べていました。
メリット,デメリットを並べた後は,それぞれの関係性を考えて,矢印を書き入れたり,囲んだりしています。
個人の振り返り,分析の後,3~4人でのグループワーク。それぞれの振り返りと分析をシェアしました。
最後に再び個人で振り返りをシートに記入。
新入生スマホワークショップが終了しました。教室には先輩たちからのアドバイスが掲示・紹介されています。
★写真★企画した向山高校生徒会執行部の2,3年生の皆さんと,担当の粕谷海斗先生。(写真に写っていませんが,吉田拓真先生も担当しました。)
1年生が振り返り,話し合いをしている間,丁寧にアドバイスをする姿が印象的でした。
生徒会長の山田央一郎さん(3年)「スマホ使用のメリット・デメリットは決して相反するものではなく,共存しているということを考える機会にしてもらいたい。スマホ使用を敵対視し,一律に『悪』と考えるのではなく,よりよい使い方をしていってほしい。1年生の皆さんは,とてもよく活動していたので良かった。」
★写真★本日進行を担当した2人です。
岩崎莉奈さん(2年)「執行部のみんなと先生とで事前にワークショップに取組み,意見を出し合い,改善点を取り入れた上で今日に臨んだ。スムーズに進んでよかった。」
佐藤志音さん(2年)「事前に自分たちで取り組んでみて,自分自身でも気づきが多かった。今日,参加した一年生の皆さんも私のように気づいたことがあったと思う。向山高校の2・3年生全員から取ったアンケート(先輩からの助言)は『なるほど!』ということが多く,とても参考になった。」
全て自分たちで運営したワークショップ。コロナ禍を経て,初めての取組でした。
来年は企画・運営を担当した2年生,自分たちがワークショップの対象となった1年生が主役となって運営することになりますね。新しい繫がりと,新しい一歩を実感した取組でした。
校長先生をはじめ,学年の枠を越えた多くの先生が見守っていました。教員にとっても学びの多いワークショップでした。