2023年12月の記事一覧
東北大学講座を受講しています!
高校生のためのオンライン授業「隣国ロシアを理解するための東北大学講座」を受講中です。
受講しているのは、1年生~3年生までの希望者。
2年生は総合的な探究の時間「向陵Plearning」で「文学作品における歴史的背景と現代社会の平和について」を探究テーマにしている2班と、「国同士の関わり合い」をテーマに探究している18班のメンバーが受講しています。
全6回シリーズの講座で、今回は4回目。千葉大学准教授 磯貝真澄先生による「宗教からみえるロシア」です。
オンライン受講ですが、主催者の「カメラはオンにして受講者の様子が見えるようにしてください。」に応じて参加校の様子が見えるようになっています!
モニターに映るのは全国の高校生たちの姿。全国の高校が受講している様子がよく分かります。
講義の最後に、質疑応答の時間が設けられているのも魅力。限られた時間のなかで全国の高校生から質問の手があがります。
今回は、佐々木透也さん(3年)が質問し、磯貝先生に答えていただきました。
「気になったことをその場で質問できてよかったと思います。複雑なテーマを扱うにあたって30分という講座時間はあまりにも短く、だからこそ受講する側としても理解を深めるために、能動的な姿勢で内容を咀嚼する必要があると思いました。」(佐々木透也さん)
毎回密度の濃い30分。
毎回大学の講義ならではの情報量の多いスライドによる授業です。「1冊のノートを準備し、自らメモをとっていこう。」と大学の講義(の受け方)を先取りしています!
終了後、「めっちゃ楽しかった!」「世界史で習った~との関連がよくわかった」「私は日本史だから習っていないけれど、でも~だよね」と話が広がっていました。
受講者は随時募集中です。
毎回、社会科の先生方、校長先生も一緒に受講されています!
あと2回、向陵生の皆さん、いかがですか?
向山小学校さんとの連携「小学校インターンシップ」始めました!
仙台市立向山小学校は、何と徒歩1分!のお隣さんです。
向山小学校さんとの連携で、「将来は教員になりたい、教育に関心がある。」という向陵生が、ひとあし早く小学校教育を体験する取組を始めました。
名付けて「小学校インターンシップ」!
第1回は小学校の算数の授業見学。
本校2年生 横田結菜さん、渡邊真央さん、水本聖さんの3人です。
小学2年生が勉強しているのは「かけ算九九」の学習。
先生の授業と、小学生の様子をじっと見守ります。
小学生ひとりひとりの動きを見ながら、声がけに挑戦!
第1回目、参加した3人の感想は「楽しかった!また行きたい!」でした。
3人は「教育」を考える探究のグループのメンバーです。
早くも次回が待ち遠しいそうです。
☆向山小学校のHPにも紹介していただきました!「先生は高校生」
県アンサンブルコンテスト 県大会出場!
第57回宮城県アンサンブルコンテスト予選 仙台太白地区大会が開催されました。
金管八重奏、クラリネット三重奏の県大会出場が決定しました!
〇金管八重奏・・・金賞・地区代表
〇クラリネット三重奏・・・金賞・地区代表
〇サクソフォン六重奏・・・金賞
〇フルート三重奏・・・金賞
県大会は,新年1月14日(日)仙台市民会館にて開催予定です。
全国高等学校ビブリオバトル宮城県大会第3位!
先日行われた「全国高等学校ビブリオバトル宮城大会」において、
本校代表として参加した 千蒲歩優さん(1年)が『「世界征服」は可能か?』(ちくまプリマー新書、岡田斗司夫著)を紹介し、第3位で表彰されました!
千蒲さんは、11月初旬に開催された向陵オープンセミナーでの「ビブリオバトル学年チャンプ決定戦」で見事学年チャンプ本を獲得し、学校代表として県大会に臨みました。
県内各校の代表によって行われた予選を勝ち抜き、決勝進出。
会場にいたオーディエンスの投票により、3位となりました!
県大会は今年で3回目。向山高校としては初めての決勝進出、入賞です。
県大会会場には、1年生クラスチャンプ、佐藤希一さん、菅井翔太さん、大學有彩さんがオーディエンスとして参加していました。ディスカッションタイムで質問し、大会を盛り上げるなど積極的な参加が光っていました。
「どの本も読みたくなりました!」とは3人とも共通の感想。バトラーが紹介する本の魅力を堪能した様子でした。
千蒲さんを含めた1年生チャンプたちは、来年の総合的な探究の時間「向陵Plearning」において、ビブリオバトルアドバイザー,バトンを繋ぐリーダーとしての活躍が待っています。
「向陵オープンセミナー」開催【そのⅠ】
11月初旬、東北大学川内萩ホールにて「向陵オープンセミナー2023」が開催されました。
今年で7回目を迎える全校生徒参加の探究発表会です。
(上の写真は渡邊重夫学校長の挨拶の様子です)
総合司会は、放送部 坂田彩華さん(2年)と髙橋荘太さん(1年)が担当しました。
「向陵オープンセミナー」は以下の三部から成り立っています。
1.2023ビブリオバトル学年チャンプ決定戦(1年生)+3年生Personal Presentation優秀発表
2.向陵Research中間発表(2年)
3.理数科課題研究中間発表(理数科2年)
これまで探究活動に取り組んできた3年生は発表の聞き役として参加します。向山高校の「向陵オープンセミナー」の最大の特色は、「質疑応答タイム」の活発さ、充実度です!発表者と聞き手が双方向で作り上げる学びの場が繰り広げられます。
2023年は、どのような向陵オープンセミナーだったのでしょうか。振り返ってみましょう。
1.2023ビブリオバトル学年チャンプ決定戦!
総合的な探究の時間でビブリオバトルを取り入れて今年で6年目。(旧『総合的な学習の時間」より継続)本探しから始め、全4回シリーズで1年生全員が取り組んできました。グループチャンプ、クラスチャンプ、と勝ち上がってきた各クラスのチャンプ(本)たちの決戦の場が本日です!
各クラスのチャンプたちがステージ上に並びます!緊張の瞬間です。
ビブリオバトルの司会進行は、2年生が担当します。前年度チャンプの多田悠吏さん、準チャンプの鈴木創太さんが、盛り上げていきます!
2023学年チャンプ決定戦!に臨むバトラー(各クラスチャンプ)と紹介本です。
・千蒲歩優さん(1組)『世界征服は可能か』
・菅井翔太さん(2組)『直感を裏切る数学』
・大學有彩さん(3組)『ケーキを切れない非行少年たちのカルテ』
・宍戸奏橙さん(4組)『ゼロからの資本論』
・佐藤希一さん(5組)『ポテトチップスと日本人』
今年は、「新書」を紹介するビブリオバトルです!
当日の雰囲気を写真を通してお伝えします。
本の紹介5分間の後は、3分間のディスカッションタイム。3年生からの質問!質問に答えることで、また次の質問が!
5分間で伝えきれなかった本の魅力が質疑応答を通してさらに詳しく伝わっていきます。
活発な質疑応答が繰り広げられ、会場が沸きます。
こうして、全員の紹介タイム・ディスカッションが終了し、全校で「いちばん読みたくなった本」の投票を行います。
「こうして、プログラムを持って挙手してください!」と司会が呼びかけます。
「投票はひとり1回です!〇〇さんの『△△』に投票する人は手を挙げてください!」の声に応じて、それぞれが「読みたくなった本」へ挙手。各クラスの図書委員がその場で数を数え、記録します。その後、ステージ裏で集計へ。
ドキドキの集計を待つ間、「3年Personal Presentation」優秀発表プレゼンが行われました。
2年生までの探究にさらにプラスワンアクション(本、フィールドワークなど・・・)を加え、卒業後の自身がどうありたいのかをプレゼンする活動。3年生全員が3、4、5月と取り組みました。
本日は、最優秀となった佐々木透也さん(3年)の発表「お国柄第一主義~人類史と民俗学から導く町興し」
(写真部 川股優真さん撮影)
佐々木さんの圧倒的なプレゼン力と、探究内容、工夫されたスライドが会場を魅了します。
(写真部 川股優真さん撮影)
佐々木透也さんは、2年前のビブリオバトルの学年チャンプでした!
さて、結果の集計が終わりました。結果発表および、表彰が行われました。
チャンプ本を獲得したのは、千蒲歩優さんの『世界征服は可能か?』(ちくまプリマー新書、岡田斗司夫著)でした!
(写真部 川股優真さん撮影)
準チャンプ本は、大學有彩さんの『ケーキを切れない非行少年たちのカルテ』(新潮新書、宮口幸治著)
(写真部 川股優真さん撮影)
宍戸奏橙さん、佐藤希一さん、菅井翔太さんには参加賞として図書カードが贈られました!
(写真部 川股優真さん撮影)
学年チャンプとなった千蒲歩優さんは、12月に行われる全国高等学校ビブリオバトル宮城県大会に出場します。
(出場し、3位入賞しました!12月6日現在)
昨年度チャンプの2年生5人がビブリオバトルの学年チャンプ企画全般をスタッフとして盛り上げてくれました。
鈴木創太さん、舘山楓也さん、和田翔悟さん、齋藤達也さん、多田悠吏さん。5人は、総合的な探究の時間に1年生の教室に出向き、ビブリオバトルの実演、アドバイスをするところから関わってきました!
【ビブリオバトル・向陵生の感想より】
〇去年よりもレベルの高いビブリオだったと思う。質問タイムで手を挙げたが、あててもらえなかったので、終わった後の休憩時間に個人的に本人に聞き、さらに内容を深めることができた。(2年 加藤穂乃花さん)
〇今までと違い、新書のみの発表でしたが、おもしろそうな本が多く、また紹介も上手だったので読んでみたいなと思いました。質問タイムでは、同級生や先輩方が優しめに質問していて良かったと思います。(2年羽渕心咲さん)
〇今年度から新書のみになったことで、かなり学問的に有益となるスピーチを聞くことができてためになった。今後の本選びの参考にしたい。(2年成田悠我さん)
〇今年から紹介する本が新書になったようで、難易度が上がっているはずだが、どの発表者も1年生とは思えないほど立派な発表だった。(3年笠原実果さん)