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教育活動

先生たちの勉強会~センセイは向陵生

向山高校では年度はじめに総合的な探究の時間「向陵Plearning(プラーニング)」の研修会をしています。

今年度も春休み中に勉強会を持ちました。

まずは、「情報セキュリティ研修会」からスタート。

情報セキュリティポリシーの遵守、情報資産(特に個人情報)の適切な取り扱い方、著作権と生成AIについての大切な考え方を共有しました。

今年度は、Google classroomを活用した「デジタルSHR」の実施を本格スタートするにあたり、操作やルールを共有する機会ともなりました。

 

その後、「向陵Plearning研修会」

最初に向陵Plearning企画委員会委員長、早坂晴子主幹教諭から、向陵Plearningについての簡単な説明とともに、「我々教職員はタイムキーパーとしての進行管理と、『生徒の取組に関心を持つこと』『背中を押す声掛けをすること』を大切に進めましょう」という話がありました。

そして、今年度の研修会のセンセイ役が登場!

昨年来、東北大学SCCと連携しながら学び合いイベント「みんなのセミナーin向山高校」を企画、運営している7名の実行委員の生徒たちです。

向陵Plearningから出発した自分たちの活動、活動の実際とそれぞれの思いを発表してくれました。

発表タイトルは「好きから始まる探究セミナー~向き合い・考え・生かし・やりぬき・学ぶ」

 サブタイトルは「折句」になっていて、先頭の文字をつなげると「む・か・い・や・ま」となります。

「相手の意見に向き合い、自分の意見を考え、互いの意見を活かし、探究をやりぬくこと」というメッセージが込められたタイトルです。

発表生徒たちからは、多様な意見を取り入れ、交えることこそが「探究」であり、生徒側と教員の双方にとって実りある時間になる、という考えを教えてもらう機会となりました。

 

「他校の発表会や、大学との連携イベント、最初の一歩は『やってみたら?』という先生方からの誘いだった。でも一歩踏み出し参加してみて、『学びや、学びを伝えることの楽しさ』を知った。先生方からもらった『きっかけ』をもとに自分たちが動き、今度は他の生徒の『きっかけを創る』場としてイベントを企画している。『きっかけ』は受け取る側から与える側になることもできるし、誰かが始めることで連鎖していくものだと思う!」・・・生徒たちからの貴重な声に耳を傾ける先生の姿が印象的でした。

続いて、「JKS×pitchトーク」チャレンジ。

本校で活用している「ジャパンナレッジschool」のセマンティック検索(AI検索)機能を用いて、参加者それぞれが新書探しをし、検索し、読みたくなった新書を探し出すまでのワクワク体験をpitchトーク(90秒トーク、2分間ディスカッションを相互に行う)で共有しました。

先ほど発表を終えた生徒たちも一緒に入っての活動。

とても楽しそう!盛り上がりました。

 向陵Plearningでは、三つの柱「本と出会い、本をもとに人に伝え、本を通じて学問、社会とつながる」「体験(本物に触れる)」「協働(ともに学ぶ)」を大切にしながら進めています

研修会での先生たちの学びが「ともに学ぶ」探究活動の一歩となった、そんなひとときとなりました。

コミュニケーション講座【職員研修2024】

向山高校では毎年6月中旬(中間考査の午後)に職員研修を実施しています。

今年はコミュニケーション研修を開催しました。

「相手の話を受け止め、よりよい関係性を築くこと」は日々の教育活動を実践する上で必要かつ大切な姿勢です。

フリーアナウンサーの宮澤幸子先生(有限会社『ぐっどもーにんぐ』代表)を講師としてお招きしました。

3人一組でのロールプレイも!
皆の真剣な表情が印象的です。(そして、楽しそうです!)

「話のプロ」の育成、経営者としての豊富な経験をもとに進められる宮澤先生の講義は「なるほど!」「たしかに!」「すぐに生かしたい」に満ちた充実の内容でした!

東北大生によるコミュニケーションWS・座談会【教育活動のブログ】

10月下旬、東北大学「あおば」プレイバックシアターの皆さんによるワークショップを開催しました!

対象は3年生(希望者)

弱気になったり、諦めたり、心折れたりするのは早い!少し先を行く大学生の先輩の受験時代、大学での学び、大学生活に触れることで明日への一歩を踏み出すきっかけに!という願いを込めた企画です。当日は、3年生を中心に、2年生1名が参加しました。

写真は東北大学「あおば」プレイバックシアターの皆さんです!

「あおば」は、東北大を中心とした在仙の学生を中心に、卒業生、教員が「台本のない即興劇『プレイバックシアター』」を勉強、実践しているグループです。

ワークショップの内容】

❶プレイバックシアター公演「高校時代」

❷ 進路座談会

 

アイスブレイク 輪になって、一緒に体を動かしたり、ゲームをしたりしました!和やかな雰囲気に!

 「動く彫刻」 

生徒が「自分に起こった出来事と、そのとき感じたこと」を話します。頭に浮かんだことをその場で挙手して話します。

参加者が話した「出来事と感情」を打合せなしで(即興で!)その場で表現!

 「ストーリー」

高校生が話す「高校時代のあんなできごと、こんなできごと、心の中にうかぶ景色」を即興で劇にします。

「どなたかお話してくださる方はいらっしゃいますか?」

呼びかけに、さっと手が挙がりました!

 高校生活の大切な思い出を話してくれました。隣でコンダクターのとわさんが丁寧にインタビューしています。

そして、その場で劇に!

「あの時の自分、できごとがそのまま目の前に・・・驚きました!」との感想が出ました。

劇では「ミュージシャン」が即興で音楽を奏で、雰囲気を盛り上げました。

 

「ペアーズ」

参加者が話す「朝早く起きなければいけないけれど、まだ寝ていたい!」などの「相反する感情」を即興で表現します。

以上で公演の部は終了です。

 

座談会

今回は「あおば」の参加メンバーの専攻・専門と、参加高校生の進路希望とをマッチングし、3つのグループに分かれました。

医療系(医学科、看護科、放射線科、現役の保健師)

 

教育系(教育学、日本語教育、文学、宮城教育大の虫明美喜先生)

 

 ★その他全般(工学部、理学部、東北大医学部の虫明元先生)

終了の時間が過ぎても、まだまだ話は続いていました。大学での学び、大学生活、受験情報、受験勉強について、話題は尽きません。

閉会しても、まだまだ話は続き・・・去りがたい様子でした。

「座談会」では次のような話題が印象に残ったようです。(感想より)

・毎日80%のことを完璧にやっていく「コツコツがカツコツ(勝つコツ)」

・3つの目標立て

・共テ対策(教科書、ワーク、参考書の活用のしかた、生活のしかた)

・医療系の大学、専門学校情報が豊富

・保健師の仕事の実際

 

 最後に、はじける笑顔で記念撮影!

「あおば」の皆さん、東北大学医学系研究科教授 虫明元先生、宮城教育大学准教授 虫明美喜先生、ありがとうございました。

 

 

参加者の感想より

★普段なら関われなかったはずの方たちと、たくさん話ができて楽しかったです。世代を気にせず、話し合えたことが嬉しかったです。受験勉強でとても不安になったり、心細く感じることの多い日々ですが、これからも頑張っていきたいです。

★普段、進路について質問するのは先生か、親か決まった人なので、現役の先輩たちにたくさん質問できて本当にためになったし、お話を聞いていてますます大学への興味が湧き、さらにモチベーションも上がりました。自分が抱えていた悩みを全て真剣に考え、答えていただけてとても助けられました。これから志望校を本格的に決定し、いただいたアドバイスを胸にがんばっていきたいです。

★できないことにだけ目を向けるのではなく、できることできそうなことをやって一つずつ積み重ねることが重要だと励ましていただきました。今できることを再確認して、最後まで頑張りたいと思います。

★僕たちの思い出を劇として披露してくださってとても素晴らしかったです。クオリティーが高くてとても印象に残りました。相反する感情を考えるところでは、考えるのが難しかったです。自分も劇をやってみたいと思いました!

★即興劇を見て、普段何気なく感じている喜びや苦しみ、不安や嬉しさなどのさまざまな感情を可視化できて、見ていて楽しかったです。自分がどんな気持ちなのか分からなくなってしまったときや気持ちをリフレッシュして切り替えたいときなどに、劇まではいかなくても、トワさんがやっていたのように、気持ちを一言でまとめてみたりして、自分の中で解決できるようになりたいなと思いました。また、一つの感情でも様々な表現の仕方があって、受け取り方があるのを改めて感じることができました。そのような中で「ストーリー」では本当に即興なのに、布を絵に見立てていたり、お話ししてくれた人のちょっとした情報だけで話し合ったりしないで劇をやっていて、本当にすごいと思いました。「絵がお友だち」という話をもとにして、絵そのものを擬人化(話せて会話できる存在)して、表現するという発想もすごいと思いました。感情の多さや、表現の多さなどを学ぶことができて良かったです。ありがとうございました。

劇団プレイバッカーズによる「参加型即興劇」

文化庁の文化芸術による子供育成事業が本校1年生を対象に開催されました。

劇団プレイバッカーズの皆さんによる「参加型即興劇」、「プレイバックシアター」の世界。

 

本校1年生5クラス,クラス別に各1時間の公演でした!

会場は本校の多目的室。

プレイバックシアターにはあらかじめ用意された脚本はありません。

参加者が自ら手を挙げて語る「ストーリー」が音楽とともに即興劇になるのです!

                    (手を挙げた人のところへ行き,インタビューをする「コンダクター」のあきさん)

あの時の「こんな気持ち」「あんな気持ち」が、音楽とともに目の前で豊かに表現されると、会場からは笑い声や歓声が!

5つのクラス、各クラスから挙手によって語られたいくつかのストーリーが即興劇になりました。

小学生時代の体験,中学時代のあの出来事,高校入学後に出会ったいろいろなこと,初めてのテスト,友だちとのこと,勇気を出して行動した話・・・思い切って手を挙げた級友から語られた「あの時の気持ち」。

 

 

 即興劇の後に、コンダクターさんが「どうでしたか?」と質問すると,「あの時の自分がここにいました。」「その通りです!」としみじみと答えている様子が印象的でした。

 並んで座った「コンダクター」さんがインタビューをした直後、(打合せもなしに!)音楽が奏でられ、語ったストーリーが3人の「アクター」によって表現される不思議な時間でした。

            (「ミュージシャン」によって奏でられる音楽。キーボードや打楽器による「楽譜のない音楽」)


 劇団プレイバッカーズの皆さんからは、色紙に向陵生へのメッセージをいただきました!また、本校図書館所蔵の『プレイバックシアター入門 脚本のない即興劇』へも著者 宗像佳代さん(スクール・オブ・プレイバックシアター日本校校長)ご本人よりサインをいただきました!    

劇団プレイバッカーズの皆さん、ありがとうございました。

         (プレイバッカーズの皆さん。左から丹下一さん、宗像佳代さん、代表の小森亜紀さん、髙橋江利子さん、猪瀬隆次さん)

【参加した1年生の感想より】

・どうして生徒のあれほどの少ない情報から、こんなにありありと再現できるのでしょう!?3人とも打合せなどすることなく完璧な息合わせで実行できていて驚きました!!音響の方もものすごく雰囲気が出る音を適度な音量で出していてリアルに感じました!!僕は話をしましたが、本当にその時の自分が目の前にいるみたいで「外から見ると自分ってこんな感じなんだ~!!」と初めて知りました!

・全身を大きく使って感情を表現しているのがすごいと思った。自分の事を話すときはとても緊張したが、馬鹿にすることもなく聞いてもらえて嬉しかったし、それをもとに即興劇をしてもらったら、もう本当にいつもの自分って感じでびっくりした。感情の表現方法は言葉だけじゃなくていいんだ、と思った。機会があれば自分も今度は演じる側をやってみたい。

◆全クラスの感想からは、「即興劇への感動、驚嘆」「感情表現についての感動と学び」が多くみられました。また、級友のエピソードや気持ちに対する共感、「自分は手を挙げられなかったが、挙げればよかった」というコメントもありました!

 ◆公演当日、東北大学生を中心とした「あおばプレイバックシアター」の皆さん,東北大学医学系研究科 虫明元教授、宮城教育大学 虫明美喜准教授が見学されました!