1学年・プレゼンレッスン【学校生活ブログ】
本校の総合的な探究の時間「向陵plearning」では,「ビブリオバトル」「ブックトーク」をはじめとし,2年生の「AI(アカデミックインターンシップ)発表」,3年生の「サクセスタイム」・・・と人前で自分の考えを伝える機会が多くあります。
「自分の考えをよりよく伝えるにはどうすればよいか?」を学ぶ機会として,
1年生の向陵plearningでは「プレゼンレッスン」の時間を設けています。
講師は宮城教育大学 リース・エイドリアン先生。
本校体育館に一学年全員が集まりました。
晩秋のひんやりした一日。「皆さん、寒い日は何を飲んでいますか?」の問いかけに皆、元気にそれぞれの飲み物を答えます。
リース先生ご自身のお答えは「日本酒」でした!
(高校生にとっては未知の味)「日本酒のなるほど!」のお話からスタートしたレッスン。皆、興味津々で話に聞き入ります。
皆の集中力が高まったところで、本題に。
「プレゼンテーションはハンバーガー」という名言とともにプレゼンの構成の極意が伝授されました。
生徒たちは前もってリース先生からテーマをいただき、自分の意見をまとめた上でレッスンに臨んでいました。
下の写真は、自分の意見を他者に伝えるワークの様子です。
リース先生のお話を受けた後、「アイコンタクト」を大切に、「自信を持って伝える」様子が見られました。
最後に「これは何だろうか?」という不思議な図形をもとに絵を描くワーク。
こちらも皆、楽しげに想像の翼を広げて、思い思いの絵を描いていました。
「成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと」というリース先生からのメッセージ、確かに受けとめて実行しているなぁと思った瞬間でした。
「失敗しそうだからしない、ではなく、挑戦することが大切だなと改めて思った」という感想が多くの生徒のまとめシートに書かれていました。
【生徒の感想より】
★プレゼンテーションをする機会がこれからも多くあるので、とても参考になった。特に良いプレゼンテーションをするために、「自分を騙す」というのは実際にやってみようと思った。また、他者の意見を聞いてみて、もちろん自分と異なる意見も多くあったが、特に驚いたのは自分と同じような考えを持っているのに伝え方が大きく異なっていたことである。表現のしかたも多様で面白いなと思った。(大﨑陽向)
★今まで、良いプレゼンの仕方を文字の大きさやレイアウトの面でしか学んでいなくて、つまらない発表になってしまっていたけれど、今回、新しく構成の面でも実践しながらのお話をいただき、これからの授業での発表や、将来に生かしていけるようにしたいです。(古仲七海)
(昨年度はコロナウィルス感染拡大予防の観点から中止しました。)