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三学年進路講演会

高校総体も終わり、部活動を引退した三年生が多くなりました。

本日の向陵plearningは「目標の進路実現に向けて、どう進めばよいか、今何をすべきかを考える」時間です。

6校時目は「卒業生講話」

向山高校を卒業し、現在大学で学ぶ大学生の先輩たちが自身の受験期を振り返り、アドバイスをしてくれました。

 

★宮城教育大学・初等(理数・生活)1年生の先輩

 学校推薦で宮教大に合格した先輩です。学校での勉強や考査対策を計画的に進める大切さについて具体的にお話してくれました。推薦入試には「集団討論」があり、同じ受験生のなかで「この人は合格するに違いない!」と思った人たちが4、5人いて、思った通りその人たちは合格したそうです。共通点は「広く浅い知識」ではなく、「深い知識を持っている人」だったそうです。

 

★東北大学理学部2年生の先輩

東北大2年生の先輩は吹奏楽部で8月いっぱい部活動をしていたそうです。部活動を引退してからは、部活動に打ち込んでいた時間を学習に向けたそうです。部活動時のペースを守り、マナヴィラを学習場所に決めて友人の頑張る姿を励みに受験勉強を進めたそうです。

スケジュールを立てることの大切さ、「1ヶ月でできることはたくさんあります!」という言葉は三年生の心に響いたことでしょう。先輩はAO入試にも挑戦し、結果的には一般入試で合格しています。AO入試というチャンスを生かしながら、一般入試で力を発揮するための「AO入試との付き合い方」を話してくれました。

各教科で推薦されたワーク、学校の課外を有効に活用しながら一般入試での合格を勝ち取ったとのことでした。

 

★山形大学理学部2年生の先輩

理数科出身の先輩です。推薦入試受験のために、3年生の6~8月の3ヶ月は国数英の勉強と面接練習を両立させる計画でいたそうですが、実際には何からどう受験対策を進めるべきか分からなくなり、先生に相談しながら、何とかひと月ずつ積み重ねて11月の推薦入試に臨み、合格を勝ち取ったそうです。「推薦入試はしんどい」と話してくれました。

自分の伝えたいことをしっかり伝えるためには意見をまとめたり、練習を重ねる必要があります。面接対策に時間を取られ、他教科の勉強がおろそかになる焦りと悩みを抱えつつも、思い切って教科の先生方に「何から勉強したらいいですか?」など相談し、アドバイスを得て進めることができたそうです。「一歩踏み出せる勇気が必要です」と力強い励ましの言葉が印象的でした。

 

3人の先輩方、ありがとうございました!

すっかり大学生の表情ですね。

 

7校時は河合塾仙台校 理事 佐々木一幸氏による進路講演会でした。

第一志望に現役合格するために、必要なことは何か。

豊富な受験データを用いながらの講演に、皆メモを取りながら真剣に聞き入っていました。