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次年度に向けて勉強中!【教育活動】

向山高校の総合的な探究の時間「向陵plearning」の取組をより良いものに!

という研修を実施しました。

現在、学年末考査期間中。考査が終了し、生徒たちが放課となった後の時間が教職員の学びの時間です。

会場は本校図書館。

第1部は「新書選びワークショップ」

向山高校では1年生の総合的な探究の時間において「新書でブックトーク」を実施しています。

生徒たちが興味やテーマに合った新書を選ぶにはどうすればよいか、という手立ての一つとして

来年度から「点検読書」という取組を組み入れることにしています。

新たな取組を取り入れる前にまずは先生たちが体験!

講師は本校の久保尚子先生。

読書の目的、読書力の段階と今回の「新書選びワークショップ」の意義の解説がありました。

次年度からは1年生だけではなく、2年生以降も新書を用いたブックトーク、リサーチ活動が予定されています。

各テーブルに準備された新書のなかから1冊を選び、手に取ります。

立ち上がり、真剣に選んでいる様子が!

その後、選んだ新書を片手に、所定のワークシートに必要項目を書き込んでいきます。

制限時間は8分間。「筆者が読者につたえたいこと」が書いてある箇所を見つけ、素早く写します・・・。

が、この「探して写す」作業がなかなか困難。四苦八苦しているうちに、あっという間の8分が!

この作業を2冊分行い、終了後、各自が手に取った本の情報をグループ内でシェアしました。

 

第2部は「志願理由を深めるには?」

岩手県立盛岡第一高等学校の梨子田 喬先生を講師にお迎えし、Zoomでお話を伺いました。

 梨子田先生は「探究的に深い志望理由書を作って進学先で学び続ける人になろう」と題し、

これまでのご自身の思いや実践をご紹介くださいました。

将来の学びの「原体験」を面談で引き出すこと。

内発的問題意識を高校生自身から引き出す支援をすること。

われわれにとって貴重な学びの時間となりました。

向山高校の「向陵plearning」は今年度ブラッシュアップ委員会を立ち上げ、新生「向陵plearning」に向けて動こうといています。

梨子田先生のおっしゃる「1・2年生からの『原体験づくり』」を

次年度からの「向陵plearning」では既に取り入れております。

4月から向山高校に入学する皆さん、そして在校生の皆さん、お楽しみに!