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アカデミック・インターンシップ【東北大学医学部医学系研究科】

本校では高校2年生の夏休みを中心に,「アカデミック・インターンシップ」を実施しています。

生徒の興味関心に応じた大学や研究機関を訪問し,研究活動体験,大学体験をする活動です。

今年は2年生普通科全34グループが,それぞれ7月末~9月末にかけてアカデミック・インターンシップに参加します。

こちらのブログでは,何回かに分けて夏休みに訪問したグループの活動を紹介したいと思います。

第1回目は20班の活動です。東北大医学部医学系研究科生体システム生理学 虫明元教授のもとへ。

20班のメンバーは,「生物・生命」をテーマにグループブックトークに取り組んできました。

最初に,虫明先生のラボにて,脳科学の講義を受講しました。

講義の後に,質問をしている様子です。

 「人間はなぜ他の種の生物と共感しようとするのでしょうか?」という自分たちのテーマを深める質問をする様子です。「『共感』をどのように理解しますか?人間同士でも共感は難しく感じることもありますよね。」と虫明先生は「共感」の定義から丁寧に答えてくださいました。

 講義の内容についても質問が次々と。先生からの丁寧な答に,熱心に頷きながらメモを取っていました。

 つづいて,細胞生理学分野の村田先生のラボへ。

 「細胞の電気活動を記録する」実験についての説明をいただいている様子です。

その後,実験室へ。実験の実際に触れる機会を与えていただきました。

「実験はトライアル&エラーです。」とのお言葉が印象に残っています。

広い星陵キャンパスを移動しながら医学部の大きさを体感します。

「スキルスラボ」の見学へ。

こちらは,医学部生の実習をはじめ,医師や医療職の現職研修,実習の場として広く一般にも公開している最新の施設です。

手術室体験。

聴診器を実際につけて,呼吸の音に耳を傾けます。

腹腔鏡手術体験。

説明いただいた後で,実際にトライしてみました。

モニターを見ながら,豆を左から右へ移す体験です!難しい!

グループテーマを深める貴重な体験をさせていただきました。

最後に虫明元教授と医学部1号館にて記念撮影。

夏休み明けの総合的な探究の時間「向陵Plearning」にて,アカデミック・インターンシップでの学びをまとめていきます。