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大学合格者進路講演会【進路ブログ】

大学入試共通テストが終わり、3年生は国公立2次試験、私大入試に向けて頑張る日々を送っています。

廊下の学習スペース、マナヴィラ(自習室)で一心に勉強する3年生の姿を目にした下級生たちの緊張感とやる気が高まる季節でもあります。

先日、2年生を対象とした「合格者進路講演会」が行われました。

既に学校推薦型選抜、総合型選抜に合格した9人の3年生がゲストスピーカーとして自分たちの体験を伝えました。

 

校内3会場に分かれて実施しました。2年生はそれぞれ希望する分野の大学に分かれて話を聞きます。

 理学部に合格した加賀山結さん(3年)は、まずは勉強をしっかりしたこと、総合的な探究の時間(向陵プラーニング)での個人探究レポートプレゼンに積極的に取り組み、成果を活用して推薦入試に臨んだことを伝えました。

看護学部に合格した内海優愛さん(3年)は、「面接ノート」を作って、読んだ本、考えたこと、出会った情報をまとめて活用したそうです。大学で主催する公開講座、オープンキャンパスに参加、疑問点を積極的に質問した経験も伝えました。進路室前の掲示コーナーを必ずチェックすること、「看護体験」等の募集への参加を勧めました。

デザイン工学部に合格した佐々木透也さん(3年)は、「卓越より卓抜を」と自身の好きな分野を究めることを勧めました。佐々木さん自身は、民俗学を趣味とし、フィールドワークも実践したそうです。「人生累計100冊読書」が推薦入試のみならず、一般入試、大学入学後の学びにも大切であるという話には説得力がありました。

文学部歴史学科に合格した佐藤愛和美さん(3年)はスライドを用いて自身の取り組みと心構えをわかりやすく伝えました。佐藤さんは興味ある分野について徹底的に調べ、自らフィールドワークも行い、探究プレゼン(パーソナル・プレゼンテーション)でも活躍しました。その後、論文も執筆したそうです。

産業社会学部に合格した後藤香凜さん(3年)は、1年間のアメリカ留学の体験を経て、帰国後、将来の希望に向けてフィールドワークに取り組んだ経験を話しました。目標に向けた行動力の素晴らしさに心うたれた2年生も多かったようです。

聞いている2年生も真剣です。それぞれの体験談の後には、質問の手が挙がりました。