ビブリオバトル宮城県大会に出場しました!
12月5日(日)2021年全国高等学校ビブリオバトル宮城県大会が開催され、
佐々木透也さん(理数科・1年5組)が出場しました。
佐々木透也さんは先日開催された向陵オープンセミナー「ビブリオバトル学年チャンプ決定戦」にて
見事チャンプ本を獲得し、本校代表として出場しました。
会場は東北大学附属図書館。
県内各校から15名が参加しました。
佐々木さんが紹介した本は『吸血鬼ドラキュラ』
身振り手振りを交えながら朗々とした声で本の魅力を語る、まさに圧巻のパフォーマンスで会場を引きつけました。
写真には聴衆の姿が見られますが、実は今回はオンライン開催。
事前に登録した聴衆(オーディエンス)に向けて本の紹介をし、オンライン上の投票でチャンプ本が決定します。
佐々木さんは惜しくも決勝進出を逃しましたが、他のバトラーに積極的に質問を投げかけることで大会を大いに盛り上げました。
途中、読書をテーマとする大学生による座談会も開催されました。東北大学附属図書館ならではの興味深い座談会でした。
「読書は大学に入って力になる。物理を伝えるのは他ならぬ『ことば』。『文章をしっかり読み、意味を理解すること』はあらゆる学問に通ずる。」
理学部で物理を専攻する学生さんの言葉は参加者に響いたのではないでしょうか。
大学生の座談会においても佐々木さんは質問をしたり、意見を述べたりと積極的に参加していました。
(会場前で記念撮影:撮影時のみマスクを外しています)
★佐々木透也さんのコメント「大会参加を通して感じたこと」
今回紹介した『吸血鬼ドラキュラ』は読んでみれば当然面白い、100年読み継がれ、文化に浸透するレベルの本です。しかし、その本の内容を抽出し、伝わるように話すことの難しさを実感しました。自分が伝えたいことを話しても、意図したレベルで相手に受け取ってもらうのは難しいものですね。伝えたい部分、良いシーン・・・ある程度抑制して話さなければならない・・・と思いました。座談会で大学生の方が「ビブリオバトルは本をより客観的に見ないといけない、という意味で大変難しい。」と話していたことに共感します。しかしながら、人とアクションを起こすこと、今回でいうと「聞いてもらう行動」に出ることは大切だと思います。このような機会(ビブリオバトル以外でも)にまた挑戦してみたいと思います。
【向山高校・2021総合的な探究の時間における「ビブリオバトル」の記事】